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かもめ食堂のシナモンロール

2020-06-12 11:25:17 | ブログ

私が好きな映画のひとつに「かもめ食堂」がありますマリメッコやイッタラ好きな方ならきっと分かっていただけますよね。日本の映画ですが、舞台であるフィンランドの気持ちの良い風景や、かわいいインテリアや食器類、美味しそうなごはんが出てきて、私はたまに観てしまいます

 

今回、ゴールデンウィークに久しぶりに観て、やっぱり好きな雰囲気だなぁと。そして、この映画に登場するようなシナモンロールがどうしても作ってみたい!と。パン作り経験はほとんどない(体験教室で作ったことあるぐらい?)にも関わらず…でもネットで検索するといろいろレシピが出てくるし、なんとかなりそうな気がする(ポジティブすぎますか?)普段は面倒くさがりなのに、やる!と決めたら張り切るタイプです

 

というわけで、材料を調達し、いざ決行(このご時世で、ドライイーストがなかなか見つかりませんでした。見つけたのは、なんと100円ショップ!)

実は、数日の間に2回作りました。最初は、室温で1次発酵させたのですが、イマイチ膨らまず、ちょっと残念な出来になってしまい…。超初心者のパン作り、なんとかなりませんでしたでもやっぱりリベンジしたいということで、再挑戦してみることに無心で生地を捏ね、今度はオーブンレンジの発酵機能を利用して1次発酵させました。やはり道具というのはすごいですね簡単にみるみる膨らみました。「パン生地は生きもの」というのも分かる気がしました。

 

かもめ食堂の、というか、フィンランドのシナモンロールは、シナモンだけではなくカルダモンを入れること、そして、そのかわいい形が特徴的ですその形から、フィンランド語で「ビンタされた耳」という意味の「コルヴァプースティ」という名前で呼ばれているそうです

 

途中の写真がなく、既に成形済。しかもトッピング済。ちょっといびつな形には目をつぶってご覧ください

伸ばした生地全体にシナモンバターを塗り、端からくるくる丸めて等分にカット。仕上げに両手の小指を押し当てて形を作ります。映画でもこの小指での成形シーンがとても印象的で、これやってみたい!と。でも実際は、小指で押さえつけるのは思った以上に難しく、私はお箸を使って簡単に形をつけました。(道具には頼ります)トッピングには、本当はパールシュガーという粒状の砂糖を振りかけるようなのですが、なかったのでクルミで代用しました。

 

ついに焼き上がりましたー膨らみすぎて、天板の上で大渋滞しております…でも、なかなか良い感じに焼き上がったのではないでしょうか。スパイスの良い香りがして、クルミのおかげで香ばしさもアップして美味しくできました今まで買うという選択肢しかなかったものを自分の手で作れるのは楽しいものですね。(もちろん出来の差はありますが…)ちょっと食パンなんかも作ってみたくなりました。

(I.Y)


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