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旧出雲街道沿いにあるこのトンガリ屋根の建物は明治45(1912)年に勝田郡役所として新築されたもの。 郡役所の廃止後は勝田地方事務所などに転用され、昭和29(1954)年に1町4村合併により新しく勝央町が誕生した時にはその町役場として昭和57(1982)年まで使用されました。 庁舎の新築移転後は解体される計画もあったようですが、協議の結果により保存改修が決定し廃庁の翌年には郷土美術館として開館。 しかし平成16(2004)年に勝央美術文学館が新設されるとこの建物は廃止され、以来空き家のまま現在に至っているようです。 岡山県勝央町勝間田635 10年04月下旬
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カーテンは厚く閉ざされたまま。
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この裏に階段があるんですね。
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塔屋部分のブロークンペディメント。
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現在の窓は引違い窓ですが元々は上げ下げ窓だったようです。
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銅板葺きかと思いましたが緑青もふいていないし違うっぽい。 ちなみにかつては通気用のドーマー窓があったみたい。
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この部分は昭和18(1943)年の増築。
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煉瓦の基礎の上に建っています。
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玉虫色にも見えてしまう。
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裏にはナマコ壁の蔵がありました。
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まだまだ綺麗な建物なので上手く活用されれば良いのですが。
この塔の部分の屋根は鉄板で
ペンキ塗りだそう。それにしても輝いてます。この手法て、ここでしか見たことありません。
でも金属っぽい。
郷土美術館に転用された時にでも葺き替えられたんでしょうね。
銅板でなければ何かの金属(ステンレスとか)に耐候性のあるメッキ加工でもしたのかと思いましたが、
鉄板にペンキ塗りとは結構原始的(?)に思えますね。
拡大して見てみても錆も浮いていないし、かなり頻繁に手入れしているんでしょうかねぇ。
いまは特殊塗料を使っているみたいです。
それにしても他では見た事のない輝きなので本当に面白いなと思いましたよ。