松任明治洋風館

2012-08-07 19:25:35 |  石川県


 開業は明治7(1874)年、この地で代々産婦人科を営んだ竹田家が明治40(1907)年に建てた洋館医院。 平成9(1997)年に土地建物は寄付をされ、現在はギャラリーや集会所として整備され公開されています。  石川県白山市(旧・松任市)四日市町7-1  10年07月中旬



 雪国ですが玄関ポーチの上はバルコニーになっています。


 

 可憐な装飾の中央には医院名を記した扁額でもかかっていたのでしょうか。


 現建物は東京医学専門学校済生学舎を卒業した2代目の時代に建てられたもの。


 復元されたものと思います。




 歴史を考えれば親子3代、あるいはそれ以上に渡ってここで生を受けた人達もいるのでしょうね。


 1階部分には竹田医院の歴史紹介の展示もありました。


 背面はこんな感じ。




 昭和63(1988)年、初代から数えて4代目の時に竹田医院廃業。 百十数年にも及ぶ医療活動にピリオドが打たれる。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
水色は涙色、love涙色。そしてピンク色 (ランナ)
2012-11-20 15:41:24
こんにちは。ロイヤルハワイアンホテル(ガーデン側でしたが)ではありませんが、北陸には病院等ピンクの建物がやや多いようですね。また水色も。赤と白のペンキを混ぜればできそうですね。白衣の天使に救急車、赤十字。存在を示すための色なのでしょうか。松任駅前のやや広い直線に物産館や博物館があり、古い病院は左の方の道沿いでしょうか。ところで、線路の上、コンクリートの高架は新幹線。営業は金沢までですが、ここにもブルーと肌色の新型車が走ります。ちなみに、いまは肌色のクレヨンとは言わないようです。外国人が増えたからでしょうか。
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人生いろいろ恋人はワイン色、そして私は腹黒。 (es)
2012-11-22 18:39:52
ランナさん、こんばんは。
ロイヤルハワイアンホテル?…と思って検索してみたら、本当にピンク色の綺麗なホテルがあるんですねぇ。
ハワイはもはや庶民的なリゾート地とはいえ、私には眩し過ぎて手が届きそうもないなぁ。。

下見板の建物はペンキを塗られる時にピンクやブルー、グリーンなど、パステル系で明るい色に塗られる事が確かに多いですね。
緑色には魔除けの意味があるとか物の本で読んだ事がありますが、他の色にはどんな意味があるのでしょう?

北陸新幹線の工事は着々と進んでいますか。
車輌の写真も見ましたが切れ長の目で近未来的な姿をしていてちょっとカッコいいかも。
色エンピツやクレヨンなどは最近使っていなかったので「肌色」という呼称が無くなっていたとは全く知りませんでした。
そういえば最近は視力の検査はABC判定とかに変わっているようで、時の流れについていけてませんね。
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いかにも元医院という風格です。 (地元)
2016-05-22 16:44:20
ランナさんが指す「古い病院は左の方の道沿い」というのは、現「あさがおクリニック」の創始者であり、今は住宅とされている東一番町30のでしょうか?
古い映画に出てきそうな風格です。これも保存していただきたいですね。
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