坊主の家計簿

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美人尼僧

2011年02月27日 | 坊主の家計簿
 学習会。
 え~。。。予定によると21時には「すいません、今日ヘロヘロなので先に失礼します」が24時前やもんやなぁ。。。

 今日は葬儀もあって御仕事忙しい。葬儀と還骨・初七日法要の間に少しだけでも仮眠をしようと布団に潜り込む。20分ぐらいは寝れそうだ。
 娘乱入。パパの布団に潜り込んで来る。でも、決して昼寝の為に潜り込んで来るのではなく、基本、「遊ぼ」である。かわゆい。。。こういう状態で「パパ、ひな人形を買って」等と言われたら思想を捨てて買ってしまいそうだ。
 で、寝れずに再び出かける。帰宅して10分だけ眼を休める。
 少しだけ楽になったのだが、それでも肩はパンパン。葬儀って、基本、「無茶苦茶緊張する」し。

 で、学習会終了。銭湯でゆっくり計画も断念して、近所のコンビニで晩御飯(?)を買って、ついでに週刊ポストを立ち読みしようと思ったのだが、え~。。。近所のコンビニでは売ってなかった。売り切れなのか最初からないのかは知らん。しんどいのでそこまで聞いてないし。

 今週の週刊ポストには『[ありがたーくお聞きなされ] 美人尼僧の「ひと言」説法』というグラビアが掲載されているらしい。大谷派からもとある情報によると3名出ているらしい。うち2人はツイッター情報でも知っていたし、実際に会った事がある人でもあるので、興味しんしん。
 でも、非常に素朴に感じるのだが、まあ、確かに知っている2人は『美人』である。でも、え~。。。知っている女性の僧侶で、もっと『(個人的美的感覚として)美人』がいる。好みの問題なんだろうが、まあ、それでも『黒木メイサそっくり』の女性僧侶だっていたりする。その辺のアイドルや女優さんよりも『外見』だけならベッピンさんは結構居たりする。ただ、まあ、『外見』だけの話なんだが。。。

 ちなみに男性僧侶でも、無茶苦茶カッチョイイ人も居てたりする。これまた、ジャニーズに居ても全く不思議ではない人が。
 でも、まあ、女性、男性、関係なく、アイドル・女優&男優に比べるとダンスも出来なければ芝居も出来ないだろう。もっと根本的な話をすれば「その道を選ばなかった」のだから。街中でも「無茶苦茶キレイやん」「無茶苦茶カッチョエエやん」なんぞは居る。けど、まあ、その道を選ばなかったわけでんな。
 要するに、アイドルも、女優&男優も、その道を選んで、しっかりとしたバックボーンがあって、プロ意識なんぞもあって、それが故に『アイドル』と呼ばれたり『女優』『男優』としてスターになっているわけでんな。グラビアアイドルも同じらしい。

 で、『美人尼僧』なんだが、どういう選考基準だったのかは知らないが、知っている2人は、しっかりした先輩。一人は近所の本屋で本が平積みされている人だし、もう一人は教団内で頑張って居られる方。まあ、音楽活動もしているのだが、音楽活動よりも、やはり教団内部での仕事の評価の方がデカイと思う。
 他の『美人尼僧』として選ばれた方々は知らない。今日、立ち読みも出来なかったし。でも、まあ、それぞれの所で、それぞれに頑張って居られ、その事が何かしらの社会的評価に繋がって居られる方々ではないのかと勝手に想像したりする。
 当然、あくまでも『社会的評価』であるが。

 でも『美人尼僧』。
 え~。。。大谷派教団は性差別にも結構頑張っていてでんなぁ。。。それ専門の人達も居てたりするのだが。。。

 先に書いた様に、週刊ポストの選考基準がどういう基準だったのかは知らない。『美人』だけで女性の僧侶を評価するのであれば、それこそもっと他に居てただろうし。
 でも、『美人尼僧』っちゅうのは、なぁ。。。少し問題ではないのか?

 『少し』と書いたが、『女性差別』という視点からだけなら結構な問題だと思たりもするのだが、でも、『仏教を広げる』という視点からなら、話は別だったりする。何の『一言法話』が書いてあったのかは知らないが、まあ、どういう編集になっているのかはともかく、あの2人の先輩たちがいい加減な事を言うとは思えない。

 私もなんだが、下衆な野郎は、下衆だ(そのままか)。きっと『美人尼僧』という言葉だけで下衆な野郎は下衆な妄想をかき立てて週刊誌を手に取ってしまったりもするだろう。
 2人のうちの1人は人脈的に見ても、結構女性差別に煩い方だと勝手に妄想したりする。「よく、納得したなぁ。。。」と。
 『美人尼僧』などと、ある意味商品化されたタイトルの記事に。まあ、企画意図を聞いていたのかどうかは知らないが。

 『美人尼僧』に紹介された方々がどういう思いで取材を受けて記事の承諾を受けたのかは全く知らない。
 知らないのだが、私には友人が年賀状に書いていた

 『私は仏法興隆の為に出来る事は何でもやろうと誓います』

 という言葉を思い出してしまう。

 しっかし、「私の方が美人なのに、なんで私が取り上げられないの!」と、非常に生々しい煩悩が燃え上がっている女性の僧侶が居ていて欲しいと思ったりする。いや、人間やし(笑)
 私は『イケメン僧侶』の雑誌グラビアなら、「なんで俺が載ってないねん」と、煩悩が燃え上がりまっせ、間違いなく(笑)

 あ、首が動かん。。。寝よ。サロンパス、もうちょっと頑張ってくれよな。明日は銭湯に行って、え~。。。寺の通信作りか。。。っちゅうか、その前に法事もあるし。
 そや、「あの人、エエ声やなぁ。。。」「エエ法話しはるなぁ。。。」という言葉に対して敏感に燃え上がる煩悩。

【凡夫というは、無明煩悩われらがみにみちみて、欲もおおく、いかり、はらだち、そねみ、ねたむこころおおく、ひまなくして臨終の一念にいたるまでとどまらず、きえず、たえず】(宗祖親鸞聖人)

 っちゅうのは、そのまんまやな。