
『包丁一本 さらしに巻いて 旅に出たのも 板場の修業…』
鼻にかかった甘い歌声で一世を風靡した『藤島恒夫』の『月の法善寺横丁』の歌碑を見付けました!!水かけ不動で賑わう法善寺横丁の路地裏の片隅にひっそりと…若い人達は、恐らく知らない歌でしょうか、参拝客は皆んな素通り…まさに地元中の地元の歌なのに、誰も見向きもしないのが淋しく、昭和は遠くなりにけり…です!

『藤島恒夫』の『月の法善寺横丁』のレコードのジャケットです!
昭和35年の作品ですから、今から50年以上も前の歌です。独特の歌声とポッチャリした風貌で、庶民的なキャラクターで人気を博した『藤島恒夫』さん、懐かしいですね!この歌碑を見付けた時は嬉しかったなぁ…!確か愛称は『ノブさん』だったと記憶しています!
あぁ…若い二人の 思い出ににじむ法善寺 月も未練な法善寺…懐かしいなぁ!

小さ過ぎて、うっかり見落としてしまいそうな『大阪暮らし』の歌碑も、法善寺横丁の、それこそメーンの『水かけ不動』のまん前にありました…誰も歌碑とは気が付いていない様です。恐らく、歌っている『フランク永井』の関係者か、作詩家か作曲家の関係者が建てたのでしょうね!『がたろ横丁で 行きくれ泣いて ここが思案の 合縁奇縁 おなごなりゃこそ 願掛けまする 恋の思案の 法善寺…』この歌も流行りましたよね!

やっと探しました『大阪ぐらし』のレコードジャケットです。『月の法善寺横丁』もこの『大阪ぐらし』も、当時はCDなんか無かったのですよね! 昭和39年の発売、50年近くも前の歌ですものね!
意外と『フランク永井』は大阪の歌が多いのですね『大阪ろまん』『恋さんのラブコール』『船場ごころ』『大阪野郎』…と。
旅に出て、こうして懐かしい歌の『歌碑』に出会うのは、嬉しいもんですね、演歌歌手の私には…!
今の若い人は知らないのかな?
時代の流れを感じますね
歌碑をよく見つけたなぁ~