内藤やすお|演歌十八番

内藤やすおブログ

相撲甚句・こぼれ話し

2024年07月06日 | 演歌

別にこぼれる程、相撲甚句のあれこれを知っているわけじゃございませんが、日本相撲甚句会に入会して一年とちょっとになるので、相撲甚句の【知ったか振り】の話題でご機嫌を・・・

相撲甚句は、主に七五調で歌う囃子唄。 民謡や演歌と違い楽器を一切使わずに【アードスコイドスコイ】【ホイ】との合いの手,お手拍子・掛け声だけで歌います。

その歴史・起源は【江戸時代・将軍徳川吉宗】の頃に、神事であった大相撲が観覧相撲にとなり、御贔屓筋に花柳界に招待されたお相撲さんがお座敷唄として、相撲の四十八手を形に歌い始めたのが【相撲甚句】の始まりでした。

現在では、大相撲の地方巡業や力士の断髪式、靖国神社などでの奉納相撲で、土俵の上で数名の力士が輪になって合いの手に合わせて歌っています。

良く知られている相撲甚句には【当地興行】が有ります。この甚句は興行の最後に歌うのが決まりです。他には【花づくし】【部屋づくし】【有名な横綱を歌った甚句】など沢山ありますが、相撲甚句愛好家による【オリジナル甚句】も多く歌われています。

日本相撲協会では入門間もない新人に【相撲教習所】で相撲甚句歌唱が必須科目でしたが、最近では必須から外されている様ですね。やはり【相撲甚句】はちょん髷のお相撲さんが歌うと華が有りますよね。

相撲甚句に興味・または歌ってみたいと思っているご仁は【両国江戸NOREN】で毎月三回の相撲甚句ライブを開催していますから、是非一度覗きに来て下さいませ。

私の出番は【13日の土曜日】 午前11時 12時の二回です。観覧無料!

 

 

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