内藤やすお|演歌十八番

内藤やすおブログ

神田川・六月の花

2024年06月07日 | 日記

神田川の樹々は濃い緑の葉で覆われております。

突然の豪雨が来たと思ったら、ピーカンの天気で【今年の梅雨入り】も遅れそうな様子。そんな陽気でも花々は季節に合わせて咲くんですね。神田川の遊歩道には、季節季節にいろんな花々が咲きます。 

六月に咲く花の代表格は【紫陽花の花】この花は雨が似合っていますよね。まだ見頃にはチョット早いかも神田川の遊歩道の土は酸性なのか小紫色の花が多いようです。

【凌霄花の花】です。 濃いオレンジ色で遊歩道を囲う大きな蔦に咲いています。まだ咲き初めですが、暫くするとポトリと花毎落ちて遊歩道の小径に散っているのは血が染まっている様で不気味・陰気さも感じます。 

たぶん【くちなしの花】でしょう。 渡哲也の【くちなしの歌】の様な可憐さは感じられない地味な花。すぐに花びらも黄色に変色。日陰の花の表現がピッタリですよね。淫靡な匂いもします。

くちなしの花以上に【日陰の花】はこの【ドクダミ】 その殆どは陽の当たらない場所に群生して咲きます。毒消し・匂い消しなど漢方薬には多く使われています。

誰が植えたのか、カラスが持って来たのか【百合の花】 ところどころに咲いています。立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花って言いますが歩かないで飛んで来たんでしょうね。

山吹の花? この季節に咲く黄色い花は【山吹の花】と勝手に決めています。その昔【太田道灌】が雨に遭い蓑笠の代わりにこの【山吹の花】で、実のひつとだに無きに悲しき。と呼んだのがこの花。

【夕顔の花】朝早く咲いて灯の当たる昼には萎んでいます。 朝顔に花を小さくした様な可憐な花。この花も雨がお似合いでしょうね。

【芙蓉の花?】酔芙蓉ってのも有りますが区別がつきません。

全体的に6月に咲く花は【梅雨時】なので雨の降りようで咲き方も違う様ですよね。 どちらかと言ったら派手さに欠ける陰気な花が多いようですね。