ひと声鳴いては 旅から旅へ・・・・群れをはぐれた渡り鳥 旅の終わりにゃ ねぐらはあるか・・・・
義理と人情を計りにかけて 今日も旅路の渡り鳥・・・『渡世人』を気取ったポーズで扮装のオラッチです。 そう言えばここ最近の演歌で『渡り鳥』を歌った歌が少なくなったと思いませんか! 『初代コロンビアローズの渡り鳥いつ帰る』 『こまどり姉妹のソーラン渡り鳥』 『水前寺清子の涙を抱いた渡り鳥』 最近では『氷川きよしのちょいと気まぐれ渡り鳥』・・・そして
この『鏡五郎の伊豆の渡り鳥』に『北島三郎のはぐれ笠』・・・これに『高田幸吉の伊豆の佐太郎』 『五木ひろしの旅鴉』 『橋幸夫の伊太郎恋唄・潮来笠』 『小畑実の勘太郎月夜唄』など・・・『渡り鳥演歌』をメドレーに編集して時たまステージで歌っております。 『渡り鳥演歌』はなぜ流行らないのでしょうね・・・・
オラッチの唯一の歌の理解者の野鳥の『ツグミ』です。 何羽かいますが毎朝私が事務所で歌い始めるとベランダに来てジックリと歌を聞いてはチィーピィーと拍子を合わせながら『リンゴ』を食べておりました。 おりました・・・はここ二三日前までナンです。どうしちゃったんだろうと調べてみたら、この鳥達も『渡り鳥』だったんです。
毎年秋口になると寒いシベリアから暖かい日本に渡って来ては『子育て』に・・・夏に向かって来たのでシベリアに帰っちゃったんです! 淋しい限りですが仕方が無いですよね。
親愛なる『ツグミ』がシベリアに帰った後には『ツバメ』が子育てに来ます。都会のビルの軒下は天敵のカラスに襲われにくいのでしょうか、ここ東中野や新宿界隈にも沢山の巣が作られています。 たまに巣に近づくと『親鳥』が飛んで来ては威嚇してチィーチィーと鳴く姿に『親』の愛情の深さが分かります。
どちら様も お控えなってくだせいやし、しがねぇ渡り鳥でござんす! 仁義代わりにアッシの歌を一曲お聞かせ致しましょうか・・・ナニ聴きたくねぇと、言ってくれるぜい!トホホ。