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炭焼き母ちゃんの奮闘記
スローライフ・エコライフ・エンジョイライフ

季節の頼り

2013-04-17 17:01:58 | 炭にまつわる、いろいろ

先週末、寒の戻りかと思うくらい寒かった。
そんな日に電話で木酢の注文がきた。
「お久しぶりで~す。今年もまたよろしくお願いしま~す。」
「え~~っ、もうそんな季節ですかぁ」
ムカデが大嫌いで(まぁ、好きな人はおらんやろうけど・・・)対策として熱心に木酢を撒いている方で、毎年春になると1シーズン分を購入してくれる、1年に1度の常連さん。

そんなやりとりをして、ふと気づいたこと・・・
”炭焼き”という仕事そのものが自然相手であるし、暑さ寒さ以外に木の芽時など、季節を敏感に感じることができる仕事である。
そして梅の花、桜、ゴンパチなど山菜採り、新緑・・・彼岸花、紅葉と季節の移り変わりは目で見て取れる。

それ以上にお客さんからの電話は、季節の変化を知らせてくれるものだと思った。
ムカデなんて、ムッチャ微妙な季節だと思う。
まさに”季節の頼り”なのだ。

常連のお客様・・・
秋10月から11月頃、ちょっと肌寒くなってきたなぁと感じ始める頃かかってくるのは、お寺の和尚様。一冬の炭を注文して、山間部の冷え込み具合を伝えて下さる。
寒さの厳しかった年は2,3月頃に追加注文の電話が届く。
温暖な紀南と違って、寒さはひとしおのようだ。

12月に注文下さるお客さんは、もう少し暖かい地域に住む。
GW、夏休み、家族で会社でバーベキューが恒例のお客さんもいる。
果樹や田畑に木酢を撒いているお客さんも割と季節が決まっている。

そう言えば・・・今年は電話無かったなぁ・・・気になるお客さんを1件思い出した。
元気にしておられるんだろうか?


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