先週買ってきた鮎は、我が家の狭い台所と居間の間に写真のようにぶら下げてあった。こんなことして置いといて無事なわけがない!
わかってはいても、せっかく、ぶら下げれるようになってるんだし、更においしそうに見えるし・・・確かにおいしそうに見えた。
あんたが来週帰ってくるまで、我慢できなかった。 ごめん。
やっと手に入れた七輪と火おこし器。
誤解の無いように言っておくが、この為に買ったのではないから・・・
ヨッシー(みずもとさんのご主人)に言われたとおり、炭をいこして軽くあぶる。
アチチッて感じくらいになったら、しょうゆをお腹のところに垂らしてかぶる。むしゃむしゃ・・・確かに香ばしい。鮎の素朴な味。
主人と、猫のような末娘は、無言でかみしめるように食べていた。
私は・・・?やっぱ、顎が退化している・・・ヤバイ!!
「まだまだお若いのに・・・」あぁ、歯の、歯茎の検査を受けた気分。自分の健康状態がよくわかって、ショック!
私と長女はかぶりついたものの、半身を残す。
ものはついで。余った(ごめん、ほんとは息子の分)1匹と一緒に、奥さんが教えてくれた甘煮を作る。口説明だけで、ほとんど主婦の長年の勘だけで挑戦。
お茶・・・アレ?緑茶、番茶???
エエ~イ、ママヨ!どうせ、我が家にゃぁ、ほうじ茶しかないし、豚は紅茶で臭みとるんだから、だいじょうぶ大丈夫、と言い聞かせて、コトコト40分くらい煮た。
酒、みりん、砂糖、しょうゆの調味液で更に煮ること30分。
たった1匹と半身2つに、こんなに時間かけて何やってんだろう?暇でもないのに・・・なんて自分でも呆れそうになりながら・・・
煮ている傍らで山ほどたまっていた事務処理を片付けれたのだから、良しとしよう。
さて、じっくり煮た甘煮の鮎の感想は・・・「いける!!」
私の顎でも大丈夫。かめば噛むほど、旨みがじわジワジワ~っとでてきた。
私はビールで味わったけど、熱燗に合うんじゃぁないかな?
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