私の母は、和歌山の紀北出身。
紀ノ川沿いで生まれ育って、高卒で大阪へ出て就職。数年後、結婚してずっと大阪在住である。
そんな母は、高校生の私に有吉佐和子さんの本を色々と勧めていた。
『複合汚染』は気になったが、結局この歳まで一冊も読まずだった。
昨年末TVで、今若者の中でよく読まれている本として『非色』が取り上げられているのを見た。
その時は「ふ~~ん」くらいに見ていた。
先々月、図書館で知り合いがかの本を借りているところに鉢合わせた。
古くて、書庫から出してきた1冊だったそうな
せっかくなので、知人が読み終えたら、私に回るように予約を入れた。
古くて、書庫から出してきた1冊だったそうな
せっかくなので、知人が読み終えたら、私に回るように予約を入れた。
読み始めたら、旧漢字も多く、文字が小さくてなかなか進まない
でも、先の展開が気になって、必死で読んだ。
でも、先の展開が気になって、必死で読んだ。
延長を2回かけて、ようやく読破
奥付を見たら、昭和45年初版
いや、TVで取り上げられるだけあって、今の時代にも充分 考えさせられる内容だった。
今頃だけど、母が薦めた有吉作品を順番に、読んでいきたいと思う。