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炭焼き母ちゃんの奮闘記
スローライフ・エコライフ・エンジョイライフ

続・いざ、釜場へ!

2020-12-27 12:47:10 | 日記

前回、釜場の寒さを訴えたつもりだが、実は近所の、炭焼きさんを見てきた人たちでもなかなか知ってもらえていないことなのだ。

以前、よくいろんな人から言われた言葉。
「釜場は火が有るから暖かいやろう」と。
「はぁっ行ってみる 吹きっさらしで、どんだけ寒いか」とついつい荒い口調で答えていた。


釜出し中の状態。
私自身はほとんど経験無いのだが、夏は半端ない熱さ
しかし、冬になると外気が冷たすぎて、それほど暖かさを実感できるものではないようだ。


口炊き中の火。(右に1回回転させて見てください)
これが有るから暖かいだろうと思われているみたいだが、冬場の冷え切った体を温めるには張り付くくらいじゃぁないと熱を感じない。
かじかんだ指先は釜に触れて温める。
背中を温めていて熱で溶かしたナイロン系のジャンパー。作業服なので気にせず、ボロボロになるまで着倒したものが何枚もある。

夏は、口炊きをしていると5m以上離れた場所でも熱風として感じるから、これまた堪ったもんではないのだが

口炊き中の釜が有る無しに関わらず、冬場はドラム缶にたき火を燃してはいる。
それも缶の中に手を突っ込んであぶるくらいにしないと温まらない
かと言って、そんなことばかりしていては作業が捗らないから、我慢我慢
箱1つ詰め終わって秤にかけたとき、ご褒美にドラム缶に向かうようにしている。

炭焼きという仕事は”3K”の代表格も良いところだ
でもなぁ、「炭火は暖かい」とか「炭で焼いたお肉は美味しい」と言ってくれるお客さんがいるから、頑張るっきゃぁないか…