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炭焼き母ちゃんの奮闘記
スローライフ・エコライフ・エンジョイライフ

はやぶさ

2012-04-23 17:01:42 | 日記・エッセイ・コラム

今、”はやぶさ”と言えば、鳥ではなく小惑星探査機を思い浮かべる人の方が多いだろう。
そう、その帰還カプセルが田辺にやってきたのは1ヶ月前。
あの慌ただしい3月末。
長男は間違いなく見たがるだろうと思って、帰省前にメールで連絡を取って予定を確認。
長男が帰省した翌日、長女が出発の前日というたった1日によくまぁ運良く見に行けたもんだと今さらながらに思う。
慌ただしかったその証拠に今頃、そう1ヶ月経ってからのブログアップである(^_^;)

はやぶさの地球帰還の瞬間映像はぼんた3号さんの動画で見て美しさに感動した。
それ以外は帰還までに何度もの苦労があったことなどざっくばらんにしか知らない。

まず最初に、実物大のはやぶさの模型が目を惹いた。
畳み12畳ほどの部屋に収まりそうな、翼のように大きく広げられた太陽電池か何かが大きいだけで、箱自体はせいぜい3畳か4畳半てところだ。
こんな小さな物体が宇宙をさまようように旅してきたのかと思うと意外だった。
ポスターとかで、2/3の地球の手前にパラボラを上向けて宇宙に浮かんでいるはやぶさの画を見ていたから・・・てっきりもっと大きな物を想像していた(^_^;)

解説パネルを読む。
これまた意外だったのが小惑星”いとかわ”の大きさと形。
地球とか火星、金星を想像していた私。
球形ではなく、蚕の繭のような形。
あ~ぁ、勉強不足を実感

娘たちはパネルを見てもいま1つ実感がわかず、早々に帰還映像などの上映を見て図書室に移動。ムリ無いかも・・・

帰還したカプセルも中のガスを採取するだけでもすごい行程をふんでいる。
持ち帰ってきた物質は私に言わせれば、ミクロの世界みたいな・・・

厳重に警備されたテントの中に展示されていた帰還した実物を見て、ちょっと納得。
ラグビーボール大のカプセル。
そう言えば砂漠の中で人が取り扱ってた状態から考えたら、それくらいの大きさでしかないよなぁ・・・
あれだけの火の玉、金属部分の焼けた模様が生々しくそれでいて美しく見えた。

2階では宇宙服着用体験コーナーがあった。
私が行ったときちょうど体験者は誰もいなくて担当職員が暇そうにしていたので着てみることにした。
長男と長女は数年前、高専祭で着た経験有り。
こんな機会はもう2度とないだろう。

Photo

肩が箱のようになっている方は長女が着たとき「重い!」と言っていたので軽そうな方を選んだ。
重さはさほどではなかったが、暑い!
本物だともっと装備もあるだろから暑いし重いだろうと思う。
これ着て宇宙で無重力の中作業するって、確かに訓練と体力付けて精神修行も要りそうだ。

次女が宇宙服を着そびれてしまった。
まさか、母が体験しているとは思わなかったらしく、ちょっと残念そうだった。