enjoy

炭焼き母ちゃんの奮闘記
スローライフ・エコライフ・エンジョイライフ

物騒な季節

2007-12-15 18:13:56 | 日記・エッセイ・コラム

全然実感の無いまま、師走も半ば。
年末になると、町内でよく見られる”火の用心”。拍子木たたいて防犯を呼びかける。
何かと物騒な季節の到来である。

特に最近は、世の中が世知辛くなってきたのか・・・?
交通の便も良くなって、人の行き来も多くなったからか・・・?
こんなのどかな田舎でも、おちおちしてられない、とんでもない事件のおこる今日この頃。

先週末、白昼堂々と”強盗事件”なるものが、徒歩10分弱の近所、知人の家で起こった。
幸い、盗られた物はなく、顔を殴られたのは、新聞では軽傷となっていたので、大事にはならなかったみたいだが・・・ほんの数分、近所へ出かけて帰ってきたところでの出来事だったので、さぞや驚いたことだと思う。
犯人は、殴るだけ殴って、そのまま逃走したそうだ。

その同じ日に隣町でも空き巣が入ったそうで、近隣の小中学校は、急遽バスなど出して、子供達の安全確保に追われたようだ。

私は、釜場で仕事の真っ最中。パトカーがフルスピードで走り下りていき、その数分後からは、休む間もなく上空でヘリコプターが周回していた。

訓練か?それとも何かあったんだろうか?なんて気にはなりながら、何も知らずに昼過ぎに家へ戻る。その途中、物々しい雰囲気が目にはいる。

パトカー、白バイと5分足らずの間に3台とすれ違う。
唯一の交差点では、警官が車1台1台チェックしている。
そして現場となったところは、パトカーが数台、警官がウジョウジョ。道を封鎖させる黄色いテープが張り巡らされていた。
ニュースなんかでよく目にする光景が、目の前に現れている!

何? 何?! 何かあったん??!
家に帰り着くなり、釜場の主人に連絡を入れる。
すぐに現場近所の友人に聞いたらしく、数分後に届いた返事は、「強盗が入ったらしい。カギを閉めて!」
「今さら・・・もう遅い!」 玄関こそ、カギを閉めて出かけたが、窓はすべて網戸。どうぞお入り下さい状態だったのだ。

入っても大して盗られるものは無いだろうけれど・・・
6年ほど前、忘れもしない12月23日深夜。我が家にドロボーが入った。被害は私のバッグ1つだけ。現金は6000円くらいで済んだのだが・・・
免許証2枚の再発行の手数料、銀行などカードの差し止めと作り直しなどの事務手続きは、年末の忙しい中で被害額よりもずっと大きな損害だった。

この田舎で、今回の事件だけでなく、秋のお祭り頃からドロボーに入られた家が何軒かあるらしい。
物騒な世の中、ましてや年末。
あと半月、何事もなく、平和に年の瀬を迎えたいものである。