これ観てから
「ボディガード」観ました(え?観てなかったの?!おそっ!w)
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「ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー」71点★★★★
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2012年、48歳で亡くなった歌姫ホイットニー・ヒューストンのドキュメンタリー。
監督はドキュメンタリーでも劇映画でも
アカデミー賞に顔を出す才人、ケヴィン・マクドナルド氏で
なるほど、
1963年に生まれ、1980年~90年代に黄金期を迎えた彼女の足跡に
当時の社会情勢を伝える映像をはさみ、
彼女の栄光と波乱の人生に「時代」を照らそうとしてる。
そんなジャーナリスティックな視点が
おもしろいなあと思いました。
ホイットニー・ヒューストン財団の完全協力があったそうで
彼女のお母さんをはじめ
(この人、いまだったら、絶対“毒母”と言われてるタイプの人だよね~(苦笑)
家族や隣人、友人、
「ボディーガード」で共演したケヴィン・コスナーまで
あらゆる関係者から、辛抱強く証言を集めている。
誠実な取材で、
「世界のスーパースター」が持っていた
孤独な少女の顔を浮かび上がらせたのも、見事でした。
彼女を診察していた心理療法士が話す
「自分を見つけられない人に、救いは訪れない」の言葉が哀しい――。
しかしエイミー・ワインハウスのドキュメンタリー
「AMY エイミー」を見ても思ったけど、
ホント家族って厄介だよなあ・・・・・・って。いやあ、ぶら下がるぶら下がる(苦笑)
それとですね
たまたま今回、Netflixで、
別監督によるホイットニーのドキュメンタリーを観てたんですよ。
なので、2作を見比べると
そのアプローチの違いがくっきりとわかるというか。
Netflixのにもまたいい「ベタさ」や、近さがある。
見比べてみると、おもしろいと思います。
「ボディガード」改めて観たり、ヒット曲を聴きたくなりますよー。
★1/4(金)からTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開