先入観はいけませんわな。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_face.gif)
「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」80点★★★★![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
漫画家・西原理恵子の元夫で
戦場カメラマン
の鴨志田穣氏が
自らのアルコール依存症体験を綴った
著書の映画化です。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
血を吐いて倒れた
アルコール依存症の塚原(浅野忠信)。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/car2_ambulance.gif)
元妻で漫画家の由紀(永作博美)と
二人の子どもたちは
あきれながらも、見捨てることはしない。
だが由紀は医者からこう言われる。
「この病気は世の中の誰も本当に同情してくれない。
場合によっては医者さえも」![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_lose_m.gif)
禁酒を宣言しては破れ
、の繰り返しを経て
ついに塚原は病院に入院し
依存症を克服しようとするが……?!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_stand.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
2009年から
「いけちゃんとぼく」(未見)![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_nomal.gif)
「女の子ものがたり」(ダメ)![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_cry.gif)
「パーマネント野ばら」(まずまず)![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_happy.gif)
そして2011年公開の
「毎日かあさん」(グー)
と
と映画化が相次いでいる
サイバラワールド。
ついつい先入観で
「またサイバラネタ?」と思っちゃったんですが
これはよかったなア。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
主人公はあくまでも
鴨志田氏である塚原(浅野忠信)だったし
なんというかちょっと
ドキュメンタリーっぽい筆遣いで
アル中男の悲壮を
どこか滑稽にユーモラスに
達観した静けさで描いてるんです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_happy.gif)
こういうダメ人間を描くのは
本当にムズカシイと思う。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_face.gif)
視点が上からだと正しくはあっても
「うっせーやい」
となるし
かといって甘やかしてばかりでも
「迷惑かけられる側の苦労はどうなのさ!」となる。
この作品はダメ男視点なので
やや甘、ではあるけれど![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_lazy.gif)
「わかっちゃいるけど、やめられない」![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/drink_sake.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/drink_ochoko.gif)
で
「誰にも本気で同情してもらえない」
男の悲哀と
常に姿勢正してばっかりじゃいられない
人間の“弱さ”のリアリティが
バランスよく表現されてると思う。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
噛みごたえのある名脇役者をうまく配置し
出てくる誰もが
肩の力が抜けてて自然なのもグー。
これは完全に
「絵の中のぼくの村」
「わたしのグランパ」などで知られる
ベテラン・東陽一監督の手腕だと思いました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_cock.gif)
病院での楽しみが唯一
食事だったりするフツーなリアリズムや
主人公が見る幻覚が
わざと稚拙だったりするところも
なんか素直に好きでした。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
ちなみに来年公開の「毎日かあさん」は
この話をサイバラ側から見た
まさにアンサーソング。
鴨志田氏役が永瀬正敏、サイバラ役が小泉今日子。
合わせて観ると
おもしろいですぞ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
★12/4からシネスイッチ銀座ほか全国で公開。
「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」公式サイト
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_face.gif)
「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」80点★★★★
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
漫画家・西原理恵子の元夫で
戦場カメラマン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/car2_tank.gif)
自らのアルコール依存症体験を綴った
著書の映画化です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
血を吐いて倒れた
アルコール依存症の塚原(浅野忠信)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/car2_ambulance.gif)
元妻で漫画家の由紀(永作博美)と
二人の子どもたちは
あきれながらも、見捨てることはしない。
だが由紀は医者からこう言われる。
「この病気は世の中の誰も本当に同情してくれない。
場合によっては医者さえも」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_lose_m.gif)
禁酒を宣言しては破れ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/drink_glassbeer.gif)
ついに塚原は病院に入院し
依存症を克服しようとするが……?!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_stand.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
2009年から
「いけちゃんとぼく」(未見)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_nomal.gif)
「女の子ものがたり」(ダメ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_cry.gif)
「パーマネント野ばら」(まずまず)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_happy.gif)
そして2011年公開の
「毎日かあさん」(グー)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_happy.gif)
と映画化が相次いでいる
サイバラワールド。
ついつい先入観で
「またサイバラネタ?」と思っちゃったんですが
これはよかったなア。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
主人公はあくまでも
鴨志田氏である塚原(浅野忠信)だったし
なんというかちょっと
ドキュメンタリーっぽい筆遣いで
アル中男の悲壮を
どこか滑稽にユーモラスに
達観した静けさで描いてるんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_happy.gif)
こういうダメ人間を描くのは
本当にムズカシイと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_face.gif)
視点が上からだと正しくはあっても
「うっせーやい」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_lazy.gif)
かといって甘やかしてばかりでも
「迷惑かけられる側の苦労はどうなのさ!」となる。
この作品はダメ男視点なので
やや甘、ではあるけれど
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_lazy.gif)
「わかっちゃいるけど、やめられない」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/drink_sake.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/drink_ochoko.gif)
で
「誰にも本気で同情してもらえない」
男の悲哀と
常に姿勢正してばっかりじゃいられない
人間の“弱さ”のリアリティが
バランスよく表現されてると思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
噛みごたえのある名脇役者をうまく配置し
出てくる誰もが
肩の力が抜けてて自然なのもグー。
これは完全に
「絵の中のぼくの村」
「わたしのグランパ」などで知られる
ベテラン・東陽一監督の手腕だと思いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_cock.gif)
病院での楽しみが唯一
食事だったりするフツーなリアリズムや
主人公が見る幻覚が
わざと稚拙だったりするところも
なんか素直に好きでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
ちなみに来年公開の「毎日かあさん」は
この話をサイバラ側から見た
まさにアンサーソング。
鴨志田氏役が永瀬正敏、サイバラ役が小泉今日子。
合わせて観ると
おもしろいですぞ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_jump.gif)
★12/4からシネスイッチ銀座ほか全国で公開。
「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」公式サイト