我孫子産の農産物の放射性物質検査結果と史跡めぐり

ここのところ、福島原発の放射能漏れ汚染による住民の避難等の問題が、新聞、テレビ等のマスコミで次々と取り上げられ、私たちの放射能汚染への関心は日々高まりつつあります。千葉県でも、県産農産物への放射性物質の影響について、千葉県は放射能モニタリング検査を実施していますことはご周知のことと思います。県内でも、この放射性物質が不検出のところがある一方、検出されるところもあります。検出されたといっても、暫定基準値以下のところが大半です。
平成２３年５月３日（水）、我孫子産のコマツナについて検査が行われました。その結果、我孫子市のコマツナについては、不検出とはいかなかったが、暫定規制値以下でした。
なお、野菜で検出された放射性物質は、野菜の表面に付いていると考えられるため、野菜を洗う、皮や外葉をむく、などによって、汚染の低減が期待できるとされています。
検査結果（検出量）
（単位：ベクレル/㎏）
栽培地 採取日 品目 放射性ヨウ素１３１ 放射性セシウム１３４と１３７の合計
我孫子市 平成２３年５月３日 コマツナ 5.8 103.1
＜暫定規制値（野菜類）＞
①　放射性ヨウ素　　　：　２，０００ベクレル／ｋｇ
②　放射性セシウム　：　５００ベクレル／ｋｇ
※　ベクレル「放射性の強さを表す単位で、単位時間（１秒間）内に原子核が崩壊する数を表すもの」
今後の対応としては、我孫子市では、放射性物質による農産物への影響について、関係機関と連携しながら、今後も引き続き情報収集に努め行くとのことです。

次に、話題を替えて、新緑の沼南地区の史跡をめぐる歴史散策について。沼南地区にある有名な将門神社や医王寺などの史跡を、柏市の学芸員の説明を聞きながら散策します。では以下にその概要を紹介します。
開催日時　　　　２０１１年５月２８日（土）８：４５～１２：００
集合場所　　　　道の駅しょうなん（写真）
　　　　　　　　　　　　　※所在地： 柏市箕輪新田５９－２
　　　　　　　　　　　　　　ＴＥＬ： 04-7190-1131
散策コース　　　　＜歩行距離：約６ｋｍ＞
　　　　　　　　　　道の駅しょうなん(集合)～ふれあい緑道～将門神社(岩井)
　　　　　　　　　　～医王寺(鷲野谷)～柏市郷土資料展示室(解散)
対　　象　　　　　どなたでも
定　　員　　　　　先着３０人
費　　用　　　　　無料
申込み　　　　　　柏市教育委員会文化課
　　　　　　　　　　ＴＥＬ：０４－７１９１－７４１４
主　　催　　　　　柏市教育委員会
問い合せ　　　　柏市教育委員会文化課
　　　　　　　　　　ＴＥＬ：０４－７１９１－７４１４