布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

自然が一杯!手賀川沿いの歴史(手賀教会・相島文化村)ウォーク

2010-07-31 | その他
市内の手賀にある旧手賀教会堂の建物は、柏市の指定文化財(史跡)で、首都圏近郊では現存する最古の教会堂となっています。
しかし、ここへ行く道は、市内の地理をかなり知っていないと難しいし、ましてやイコン画がある新手賀教会堂へ行くには更に難しい。
なんで、こんなところに、日本ハリストス正教の教会があるのだろうと、だれでもが思うのではないでしょうか。でも、意外と千葉県人は、新しい文化にこだわりを持たないようですね。明治6年、信教の自由が交付されるとともに、ニコライ大司教により日本ハリストス正教会の布教活動が北海道函館より始まったことは、歴史の教科書で学び、多くの方はご存知のことと思います。千葉県はというと、明治8年法典(船橋市)、同10年大森・船穂(印西市)、布佐(我孫子市)にそれぞれ教会が設置されているのです。
この大森教会での布教を知った手賀、布瀬地区の人々は、明治12年に教会を創立し活動をはじめ、同16年に教会堂を設置しました。これが現在の、茅葺屋根の和風の旧手賀教会堂で、明治30年頃には聖堂部分が増築されています。この聖堂に、茨城県笠間市出身の明治期の女流作家として高い評価を受ける山下りんの描いたイコン画(柏市指定文化財の有形文化財)が飾られていました。しかし、昭和40年代に、主全能者(キリスト)、至聖生神女(マリア)、機密の晩餐の3点のイコン画は、新しく作られた新手賀教会堂に移されております。そして、この3点のイコン画は、通常は拝観できません。
また、毎週水曜日と土曜日の9時から15時までの間は、旧手賀教会堂の中を見学することができます。
では、この新旧の手賀教会堂等を巡る 18Kmのウォークの概要を以下に紹介します。
開催日時     2010年9月25日(土)
集合場所・時刻  ①JR成田線湖北駅改札口8時40分
           ②JR柏駅東口デッキ9時集合
           ※集合場所が2箇所ありますが、JR柏駅東口はバスで
            手賀の丘公園で合流するショートコースです。
解散場所・時刻   布佐駅 15時頃予定
散策コース   <散策距離18Km>
          湖北駅~湖北台公園~手賀沼フイッシングセンター~手賀の丘公園
          ※(柏駅東口4番バス停9時15分発手賀の丘公園行き乗車の参加者
          と合流)~興福院~旧手賀教会~新手賀教会~平和公園墓地(昼食・
          WC)浅間橋~相島文化村(WC)※(入場料200円別途必要。
          全員、集合時に納金)~布佐市民の森~ゴール:布佐駅
対  象     歩ける方ならどなたでも
費  用     会員無料、一般300円
申込み     予約はいりません。当日集合場所へ直接お越し下さい。
主  催     柏の葉ウォーキングクラブ
問い合せ    コースリーダー小林04-7145-0560
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