布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

「出動!海上保安庁の海難救助」の講演会と映画「海猿」

2010-07-06 | その他
海上保安庁は、海上の安全および治安の確保を図ることを任務とする行政機関で、国土交通省の外局となっているようですね。主に、海難救助・交通安全・防災及び環境保全・治安維持があたるが、現実には海洋権益の保全(領海警備・海洋調査)をも任務としているようです。つまり、諸外国の艦艇に対応する任務は、海上自衛隊が担当し、船舶に対する任務は海上保安庁が負うということらしい。私の脳裏に焼き付いているのは、2001年12月の九州の南西海域で発生した北朝鮮の船と思われる工作船との銃撃戦。銃撃戦の末、北朝鮮工作船は自爆し沈没したが、日本の沿岸警備隊ここにありと示すには十分の活躍でした。
この保安庁の職員数は約1万2千人、予算規模は約1,500億円程度(海上自衛隊は約1.1兆円)で、人員の大部分は海上保安官です。現在では、同保安庁の英訳は、Japan Coast Guard(略称: JCG 「日本国沿岸警備隊」の意)となってこともうなづけます。
もう一方の主要任務である海難救助では、マンガ「海猿」(うみざる)を原作としたテレビや映画を見て知らない人がいないほど、日夜、活躍していますね。さて、このマンガ、作者は佐藤秀峰、原案取材は小森陽一。海上保安官である「仙崎大輔」を主人公として、海難事故を中心とした海上保安官の活躍を描いた物語です。しかも、漫画の中での事件、事故は、実際に起こった事件、事故を題材にして書かれているストーリーだそうです。
これから、紹介しようとしている公演会は、この海上保安庁の海難救助を中心とした活動を取り上げるもので、市内柏の葉にある国土交通省国土交通大学校の柏研修センターで8月に開催されるものです。そして、映画「海猿3」のほうは、どうやら、このシリーズの完結編で、9月18日(土)にロードショー。配給は東宝なので、この辺の映画館はというと、おおたかの森か柏ステーションですね。監督は、羽住英一郎で、キャストは、伊藤英明、加藤あい、佐藤隆太、加藤雅也、吹石一恵、三浦翔平、濱田 岳、香里奈、勝村政信、鶴見辰吾、石黒 賢、時任三郎等です。
では、この海上保安庁をテーマとした国土交通大学校第1回サマースクールの概要を以下に紹介します。
開催日時     2010年8月3日(火)
                13:00~16:00
開催場所     国土交通省国土交通大学校 柏研修センター
                ※所在地: 柏市柏の葉3-11-1
                 TEL: 04-7140-8777
演   題     「出動!海上保安庁の海難救助」
           ・海難救助体制について、体験談等を交え紹介
           ・装備品の展示を行います
           ・映画「海猿」撮影協力の裏話が聞けるかも
講   師     海上保安庁警備救難部救難課専門官 山田宏一 他
対   象     高校生以上
定   員     70名
費   用     無料
申し込み     電話申込先着順
申込み先     国土交通大学校柏研修センター
           TEL:04-7140-8777
受付期間     7/16(金)~28(水)の10~15時
主   催     国土交通省国土交通大学校柏研修センター
問い合せ     TEL: 04-7140-8777
その他      車は駐車できません。公共交通機関をご利用ください。
           (但し、自転車駐輪場は利用できます)
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