布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

「スダマニ~神々の舞、影絵、ガムラン」公演 in 流山

2010-07-03 | その他
「ガムラン」(写真)とは、インドネシア各地の様々な打楽器合奏の総称だが、特にジャワ島のものがよく知られていますね。特に芸能の島として有名なバリ島には、大小数十種類のガムランがあり、島民の信仰するバリ=ヒンズー教の寺院の祭礼や冠婚葬祭などに際し、あるいは舞踊の伴奏音楽と共に観光客向けのショーとして盛んに演奏されています。
そのバリ島でのトップクラスのガムラン&ダンスグループ、「スダマニ」が、再び日本ツアー公演を実施する、しかも流山にやってくるそうです。
大・中・小さまざまな大きさの銅鑼や鉄琴、竹などの器楽合奏ガムランと仮面舞踏、さらには新作大型影絵とガムラン、音楽と舞と物語の不思議な癒しの世界を流山にて楽しんでみてはいかがでしょうか。
では、以下にその概要を紹介します。
開催日時     9月11日(土)
            14時~16時(13時30分開場)
開催場所     流山市文化会館ホール
            ※所在地:流山市加1丁目16番地の2
              TEL :04-7158-3462
出演者      スダマニ(インドネシア・ガムラン&ダンスグループ)
           ウロツテノヤ子(日本・ガムラン&ダンスグループ)
             他、8月6日の「ケチャ体験」をされた流山市民
入場料      前売り2,000円 当日2,300円
           高校生以下1,000円(全席指定)
前売り取扱い  流山市文化会館・流山市生涯学習センター
主   催     流山文化のまちづくり実行委員会
共   催     流山市教育委員会
           流山市生涯学習センター指定管理者アクティオ株式会社
企画制作     ジュクン・ミュージック
協   賛     ガルーダ・インドネシア航空
後   援     駐日インドネシア大使館
問い合せ     流山市文化会館 7158-3462
           流山市生涯学習センター 7150-7474
上記、公演の関係で開催される声と体を使って「ケチャ」体験のワークショップを、以下に紹介します。なお、この体験された型は、9月11日公演に「ケチャ」で出演できるそうです。
開催日時     8月6日(金)10時~11時30分
開催場所     流山市文化会館舞台
参加費       無料
対   象     小学生から大人まで(親子でも家族でも可)
申込み方法    電話で   先着100名まで
            ※このワークショップ「ケチャ」体験に参加された方は、
             9月11日の本番に舞台出演。更に、9月11日の公演
             の無料鑑賞の特典あり。
最後に、出演者の簡単なプロフィールを主催者のホームページより、以下に引用します。
☆まず、スダマニ Cudamaniについて
1997年にバリ島ウブド(Ubud)のプンゴセカン(Pengosekan)村で発足したガムラン・オーケストラ&ダンス・カンパニー。
プンゴセカン村の有名な音楽一家の長男デワ・ブラタとその弟達を中心として結成されたこのグループは、観光業の発展で多くのガムラングループが観光客向けのショーに専念する中、そのような流れがバリの芸能や文化の発展に与える影響に疑問を抱いた若手音楽家が集まった真の芸術家集団。
スダマニは“経済的利益や個人的利益によらない宗教やコミュニティーとの関係”という、
伝統的なバリ・ガムランの在り方に立ち戻った活動を重視しつつ、バリ芸能が今日直面するさまざまな問題にも積極的に取り組んでいる。
このような姿勢にバリでトップを争う技術と音楽性も加わり、スダマニはバリ芸能の未来を担う最先端の芸能集団として注目され、日本やアメリカなど海外公演も数多くこなしている。
日本に関しては2005年の「愛・地球博」の際に「スダマニ」として初来日公演、シンガーUAのアルバム「SUN」に参加しているなどの他、2009年、精鋭メンバーでの来日で魅せた衝撃的なパフォーマンスの高さは記憶に新しい。
個人としてもリーダーのデワ・ブラタは何度か来日し、様々なミュージシャンに影響を与えている他、音楽監督のデワ・ライも日本のコンテンポラリーグループ「パパ・タラフマラ」新作の音楽を担当するなど、個人としてもその才能が世界中から注目されている。
☆次に、ウロツテノヤ子氏
バリ舞踊家小谷野哲郎の呼びかけにより、亜細亜大学ガムラン研究会出身のメンバーを中心に結成された、日本が誇るプロのバリガムラングループ。伝統的なバリの音楽や舞踊はもとより、日本人としての感性でガムラン音楽の新境地を開き、民族音楽というジャンルを超えた新しい音楽をつくり出している。
また、音楽のみならず日本の様々なジャンルのアーティストとのコラボレーションは評価が高い。
さらに近年では影絵の制作も手がけ、バリの芸能を基に総合的な舞台を組み立てている。
音楽では朝崎郁恵、ヨシダダイキチ、UA、新井田耕造、GOMA、山川冬樹など、日本のトップミュージシャン達とのライブやレコーディングに好評が集まっている。
☆最後に、小谷野哲郎氏(バリ舞踊家・インドネシア芸能コーディネーター)
東海大学音楽学課程在学中よりバリ島のサウンドスケープ研究の傍ら、バリ舞踊を始める。
同大学院芸術学研究科修了後、1995年よりインドネシア政府給費留学生(ダルマシスワ)としてインドネシア国立芸術高等学院(STSI)デンパサール校舞踊専攻科に留学。
学外でもA.A.グデ・オカ・ダラム氏、イ・マデ・ジマット氏、I.B.オカ・ワルジャナ氏、
イ・マデ・シジャ氏ら、現代バリ舞踊界における人間国宝級の舞踊家達に師事し、舞踊技術の研鑽を積むと同時に精神的哲学的影響も強く受ける。
バリ島各地のガムラングループと共に舞踊の奉納公演に多数参加。
帰国後、日本では前例のない、プロの男性バリ舞踊家として活動を開始。
現在までも唯一の男性プロバリ舞踊家であり、仮面舞踊を中心として、伝統の技術に裏付けされながらも現代的な、自由で幅広い活動を展開している。
中でも半仮面を使って喋り、歌い踊るものは、そのキャラクターの多彩さ、濃さと相まって特に人気が高く、それのみでMCなどの要望が入ることも数多い。指導者としても、劇団四季やその他の劇団、個人などを多く指導している。
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