奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

今年の夏を振り返る③

2012-10-21 20:00:01 | 暮らし
もうひとつ台風の被害でショックだったのは島バナナの木が軒並み倒されてしまったことである。





初夏までは順調に育って実もたくさんつけてくれそうな期待をもたせてくれていた
葉っぱも大きく茂り県道からの目隠しにも十分役立っていた





ところが8月末の台風15号あたりから激しい風に吹かれて茎や葉が折れ始めた





だんだん中央にある太い幹も折られてしまうようになってきた





それでも最初は倒れた幹で根がしっかりしているものは植え直したりしていた





しかしその後2度3度と強烈な台風に襲われほとんどの木が駄目になってしまった
このころになると風の向きが北寄りに変わってきていてバナナの折れる方向が逆になっているのが
わかるだろうか





台風が過ぎ去った後はせっかく大きく育ったバナナの木が無残に倒れているだけだった
しかし今幹が折れたあとの横からまた若い芽が顔を出しつつある
これがまた大きくなって実をつけてくれるのはいつのことだろうか
成長ぶりについてはまた紹介したい




今年の夏を振り返る②

2012-10-20 20:00:11 | 暮らし
この夏の台風で受けた被害といえば、なんといっても我が家のテラスが吹っ飛んだことだ。




テラスを覆っていた屋根が、それに続く家屋の屋根にほとんど傷もつけずに飛び越えて反対側の
空き地に着地していたのである
この空き地には前日までお客さんの車を駐車していたのだが、虫の知らせで移動しておいたのだ
もしそのままにしておいたら、飛ばされた屋根が直撃していたところだった





残ったのは3本の柱だけだった
他はみんなきれいさっぱり吹き飛ばされていた




今度は台風が来ても飛ばされない頑丈な屋根をお願いした





そしたらやたら立派な梁が登場してきた
台風などにとばされるような屋根は大工の恥なのだそうだ





トタンを張って大体は完成
あとは照明や外からの目隠し等細かな作業




下から見るとこんな感じ
完成したらまたブログで紹介します


今年の夏を振り返る①

2012-10-19 20:00:06 | 暮らし
昨日の朝台風21号が奄美のそばを過ぎ去った。
今回はこれまでのものと較べるとそよ風みたいなものだった。
今、晴れ渡った空ではサシバ(小型のタカの仲間)が弧を描いている。
アカショウビンがいなくなってこの鳥がやってくると、もう台風はこないといわれている。
同時にそれは夏の終わりを迎えることを意味する。
あっという間の夏だったが、振り返ってみるといろんなことがおきた夏だった。
載せていない写真もたくさんあるので、この夏を振り返ってみたい。

今年の夏の話題はまずは台風だろう。
少なくとも今年の夏の台風の様子はずっと後まで記憶に残るに違いない




北どなりのサトウキビ畑の今の様子
すっかり茎が倒れて色も茶色の部分が多くなってしまっている




西側の畑も同じような状況だ
サトウキビは台風に強いといわれているが、さすがに今年のように強烈なのにいくつも見舞われる
と全く無事というわけにはいかないかもしれない
今年のはじめの収穫が大不作で終わってしまっていたので、今度の収穫が心配だ





台風は我が家のタコノキをも倒してしまった





他にも何本か倒されていたが、この太いのが倒されるとはびっくりだ





根元からぽっきり折れている
普段押そうが蹴ろうがビクともしなかった木だったのに


庭にクワズイモを植える

2012-10-18 20:00:40 | 住まい
宿泊棟の庭にはいろいろ植物を植えているのだが、今の季節は3年前に植えたクワズイモと
さっぱり大きくならない島バナナの若木だけが部屋から見える。
そのクワズイモも一部が途中で枯れてしまい、歯抜け状態になってしまっている。




そこで久々に山の方へ行って野生のクワズイモを掘ってきて庭に植えることにした
車で5分も走れば立派な葉がそこら中に茂っている




歯抜けになってしまっている部分に穴を掘り、そこに採ってきたばかりのクワズイモを根ごと
植えていく





よくわからないが、葉の大きいものと小さ目のものと2種類あるようだ





特に大きな葉は風にやられてしまうのがはっきりしているので、防風林の陰の比較的風のあたらない
場所に植えてあげる





その他の殺風景な場所の目隠しになるよう鉢植えのものもひとつ用意する
都会ではこんな鉢植えを結構な値段で売っていたのを思い出す


棚が完成

2012-10-17 20:00:48 | 暮らし
我が家は収納スペースが足りないのが悩みの種でいつも物をしまうのに苦労している。
結果目につくところに置いてしまうことになり、共有スペースである食堂が雑然となってしまっている。
これについては、いろいろ指摘を受けているところであり自分としても何とかしたいと考えていた。





そんな中、木工大好きのAさんが遊びに来てくれた
Aさんは到着初日に雑然と鍋などが積んである棚を見て、「明日から収納棚を作ろう。」と大胆な
提案をしてくれた
Aさんはインテリアにはかなりうるさく、雑然とした室内風景を決して許さないのである
早速これまた木工に命をかけている近所のKさんに連絡して、Kさんの家の木工作業場と電動かんな
などの本格電気工具を貸してもらうよう願いをした
翌日、朝から木材等材料を買い込んでKさんの作業場へと直行し、3人で作業を開始する





その後の工程の写真は撮り忘れたが、とにかく2日間一生懸命作業をしてなんとか完成させた





金色のスプレーで塗装されているのが、実際に設置するとあまり派手さは感じない






土鍋、ジンギスカン鍋、たこ焼き器など今まで収納に苦労していた台所用品がすっきり納められた





他にもごちゃごちゃ置いてあったものを片付けてカウンターからの視界をすっきりさせる
今までは窓の上の棚にいろいろ積んであったのだが、これできれいに整理できた
Aさんに深謝