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奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

ウミガメの産卵はまだまだ続く

2011-07-20 19:53:35 | ウミガメ観察
7月に入っても土盛海岸でのウミガメの産卵は続いている。
今シーズンになってからウミガメが海から浜に上陸して、産卵したかどうかはわからないが少なくとも卵を
産もうとして穴を掘った跡は、今まで自分が見つけただけでも15ヶ所におよぶ。








海から上がって浜を目指す途中でいっぺん穴を掘って卵を産めるか調査している
どうもお気に召さなかったようで、その後また先に進んでいる









浜の奥の、波が絶対届かないような場所に大きな穴を掘って産卵していた(と思うのだけど)
30センチくらい砂を掘って産むというから結構な作業だ









産卵が終わると海に向かってまっすぐ帰っていく
こころなしか、その足跡に卵を産み終えた安堵感と早く帰りたいと言うあせりが感じられる









時にはいい場所を求めて何ヶ所も穴を掘って歩くウミガメもいる
どんな場所が彼らのお好みなのかはわからない
波のかぶらないところ、植物の根にじゃまされないところ、他にもいろいろ条件があるのだろう









このカメなどあっちこっち迷って5ヶ所も穴を掘っている
いい場所を探しておそらく一晩中かかって産卵場所を探して歩いていたのだろう
ご苦労様でした











今年もウミガメの産卵が始まった

2011-05-29 19:47:21 | ウミガメ観察
奄美ではウミガメは5月から8月にかけて浜に上がってきて産卵をし、2ヵ月後に孵化する。
毎年この時期は海岸へ通う。
産卵は夜中にするので見ることは難しいが、孵化は早朝でも見られる可能性があるということなので
まず産卵跡をチェックして、場所と時期を覚えておいて孵化する頃再び見に行く、ということを
毎年やっている。
まだ産卵も孵化も目撃したことはない。







梅雨の中休みの日、久しぶりに浜に降りてみた
1週間前にはここで浜下れが行なわれ、集落の人たちと飲んだり歌ったりしていたが海岸は歩かなかった
だからウミガメの産卵跡チェックは半月ぶりである










するとしっかりウミガメの足跡が砂の上に残されているではないか
今年初めての発見である
去年は6月に入ってから初めて見つけたので半月も早い産卵ということになる
(携帯で閲覧している人、足跡が見えますか?)









足跡をたどっていくと産卵をしたであろう砂を浅く掘った跡があった
この場所を覚えておいて2ヵ月後の朝早くにまた見に来るのだ










ここはウミガメがお気に召さなかったらしく、海から上がってきてそのままUターンして戻っている
産卵する場所についてはいろいろ好みあり、結構条件がきびしいのだと聞いた










他にも4ヶ所ほど産卵跡を見つけることができた
足跡がかなりうすくなってしまっていることから、産卵はかなり以前に行なわれたのかもしれない
もっと早くから見回っておけばよかった
これから雨が降っていない日は早起きして浜に行こう



海ガメ産卵のその後2

2010-08-30 19:31:13 | ウミガメ観察
海ガメの孵化を早起きして浜辺まで探しにいく日が続いている。
以前に産卵の跡を確認した場所に目印を付けておいて、そのあたりを中心に探しているので見つかる可能性
は高いはずだ。
しかし初めて産卵を確認した日からから2ヶ月以上経っているが、全く見つけられていない。
今年もまた孵化を見られないのではという不安が高まってきている。







毎日(正確には我が家で朝を迎えた二日酔いではない日)海岸まで行って何も見つけられずに帰ってくる
のも結構疲れるし、今年はいつやめようか考えはじめていた
そして砂浜にたくさんの足跡(たぶんヤドカリだと思うけど)を見つけてこれを無理やり海ガメの孵化時の
足跡だと納得してそろそろ今年の見納めにしてしまおうかという怠け心も頭をもたげてきた








そんな事を考えながら浜辺を先に行くと何ともう終わったはずの(自分が勝手に終わらせただけだけど)産卵の跡を
見つけた
8月の末になってもまだあきらめずに子孫を残そうと頑張っている姿は感動ものだ(姿は見てないけど)







海に向かって帰っていく足跡も何かどっしりして力強さを感じさせる
これだけ元気な海ガメならしっかりと卵を産んでくれた事であろう
これで10月の末までは朝の浜辺のパトロールは止められなくなってしまった






ウミガメ産卵のその後

2010-08-29 19:32:57 | ウミガメ観察
ウミガメの産卵のシーズンがほぼ終わり今は孵化を見るために、朝起きると海岸まで散歩する毎日が続く。
今年最初に産卵跡を見つけたのが6月8日、次に見たのが6月25日だった。
だいたい産卵から2ヶ月すると孵化すると言われているので、ちょうど今頃が盛りのはずだ。
しかし全くその痕跡が見あたらない。






砂浜にわりと大きめの穴があった
でもここから子ガメが這い出たようには見えない





ためしに穴を掘り下げてみても何もでてこない
孵化した跡であれば卵の殻が残っているはずだ
カニかヤドカリの巣なんだろう





別の場所で足跡を見つけた
ヤドカリの歩いた跡にしては両足の幅が少し広すぎるような気がする
でも足跡が1本しか残っていない
もしウミガメだったら足跡は無数に残っているはずだ
やはりヤドカリとしか考えられない






この足跡はどうだろう?
たくさんの生き物が海に向かって歩いている
しかし、これがウミガメだとしたら彼らが這い出てきた穴近くにがあるはすだ
それが見あたらないのだ

よくわからない
本当にこの海岸でウミガメは孵化しているのだろうか?






最近のウミガメ

2010-07-30 19:45:33 | ウミガメ観察
今でもできるだけウミガメ産卵チェックのための朝の散歩に出かけるようにしている。
しかし今年は去年と比べて極端に産卵跡が少ない。





この日久しぶりにウミガメの足跡を見た
海から砂浜にあがり、産卵場所を探したようだ





1箇所で穴を掘り確認をして、また違う場所で穴を掘る
そんな事を何度か繰り返している
どこに産んだらよいか、かなり迷っているように見える





最後の穴を掘った後、ぐるっと1周まわってまた海に戻っていっている
最後の穴で無事産卵できたのだろうか?
何度も穴を掘って後、気に入った場所がなくて結局産まずに帰ってしまうこともあるそうだ





この日でようやく5回目の足跡発見
少し離れたところに、後で穴の場所と何回目の発見なのかがわかるよう目印に棒を5本立てる
これでもし産卵跡がたくさん見つかって46回目にはどうやって46本の棒を立てるかどうかは、真剣に
考えていなかった





ちょっと離れた砂浜には観光客が置き去りにしたバスタオルがそのまま残されていた
まわりにはサンオイルの空きボトルが散乱していた
こんなところではウミガメも卵を産みたいとは思わないだろうな