ブツブツブツブツ

相変わらずジタバタ、バタバタしている日々です。
それは仕事においても自宅でも変わりません。
ふと気づいたが立って動き回っていることが多い。
台所で食事の支度や洗い物をしているとワンコがそろそろ座ってくれと迎えに来るのだが
「あともう少し」としゃがんで首の下をよしよしと撫でて思う。
これって　子供たちが小さかった頃となんら変わらない。
子供の場合は、あまり不憫になると『おんぶ』をしてしまった。
そして　手や体を動かしながら口は絶え間なくおしゃべりしつづける。
「ほら　これがお茶碗よ」
「鍋でしょう」
「はい　箸」
「う～ん　なかなか終わらないね」
最後は「家事ってまったく生産性のない仕事でいやになっちゃう」
「なんにも生み出さないな」
背中は、子供のぬくもりでぽかぽかとして終いには静かになってくる。
だんだんおぶえない年齢になるとロープでもつけておきたくなったけれど。
ワンコもおんぶができればお互い幸せなんだけれど・・もう一度　撫でながら思う。
夜　座れる時間は、せいぜい1時間もない。
女の人って家事もやって育児もやって　そのほか仕事もやるんだよ。
だから何よ！羨ましい！って自問自答する。
時々　男性の社長さん達を妬ましい気持ちで見てしまうときがある。
笑顔の底では、あのねぇ・・だ。
家に帰るとご飯もできて　子供は妻がみてくれるのでしょう？
お風呂も入るだけでしょう？
寝具は、きれいに妻が整えてくれるんでしょう？
洗濯もクリーニングも全部　妻がやってくれるのでしょう？
そうそう家の中の掃除も外の周囲も妻がみんなしてくれる。
この頃は、男性も家事を手伝うらしいが主体になるのと補助は違う。
補助でもいいか！って切望するが　残念ながら補助はいない。
そうして考えたら布団に潜り込んだ時だけが唯一の安息の時間だ。
目が悪くなって本をお供にできなくなったのは悲しいが・・
食器を洗うとき仕事においての雑念がちらつきながら　ぶつぶつ思う。
そんな中、家事で一番楽しかったのは、お弁当作りだったかな？
楽しいこともあるってわかるのが悔しいけれど

それにしても貴重な一日があっというまに過ぎていく。
ふふふ　ぶつぶつ過ぎていくのだ。

 

　　木製パレット屋のつぶやき