片付け屋

突然の訃報で　驚きながらお葬式に参列してきました。
めざすは町屋
行き方を調べると　御茶ノ水で乗り変えたり　西日暮里　あるいは神田　何通りもありました。
久しぶりのお出かけになりますので　乗換えや車中がとても楽しみでした。
たかが乗り換えで　いろんなことが想像　空想できます。
御茶ノ水駅での乗り換えは期待通り　ほんの少し外に出て横断歩道を渡ったら地下鉄の駅です。

すごい！！高層ビルを見上げて　つかのまの都心　これこそ都会よねぇ～？
足首まである長いスカートの喪服で立ちどまる。

地下鉄は、駅の名でドキドキ
湯島　根津・・・
用事がなければ　降りて歩いてみたくなりました。
そんなこんなで　ついに目的地駅
私は、地図が読めないというのでは、天下一品のため
まず　キョロキョロと交番　
次に親切なそうな人を探す
そこで　心強い味方発見！
なんと斎場までの矢印が書いてある看板表示があった。
しかも目的地まで何キロの道のりかも書いてある。
町屋の商店街をながめながら　なんだか下町っぽくて好きかもしれないって思う。
もう少し歩きたいと思ったところで　右に行く表示
右に曲がると目の前に大きい看板『片付け屋』
片付け屋ってなんだろう？
走って内容を確認にいくと　読んで字のごとくなんでも片付けるようでした。
その中に遺品もあった。
遺品も・・・気持ちが萎えていく
遺品もだよね！？

やはり　そろそろ身の回りのものを整理しておかなければいけないと思う。
この身は、まるで着替えるように　脱ぎ捨てて　それでいいのだけれど
ほら　持っていけるのは　思い出だけ

お葬式って　いろんなスタイルがあるけれど　お線香の匂いと読経があるとすごくいいと思う。
疲れた現世が　つかのま浄化されるような気がします。


　　木製パレット屋のつぶやき