愛犬の病理検査の結果は、8/7頃に出るはずだった。
たまたま用事で寄った動物病院で話の流れから?病理検査の結果の話が出た。
それに えっ!?と耳を疑った。
だって 見立ての血管周皮腫から病名が線維肉腫に変わっていたから・・
「先生、8/7に結果が出るんですよね?だから 今おっしゃったことは変わることがありますよね?」
「いや、先に結果がメールできていました。診断より悪性の線維肉腫だそうです」
悪性って言われて
「せんいの漢字はどう書くのですか?」
漢字なんてどうでもいいのに・・
先生は、ご自分の白衣の袖をひっぱる。
「えーっ!?その繊維ですか?」
白、白、布、布がなによ!?
誰か 嘘だって言ってほしい。
悪性って 悪いんじゃない。
不運のなかでも運がよかったのじゃないの?
いいえ 不運続きのようです。
人前で涙を流すほど若くはない。
でもね泣きたい泣けないって心は乱れる。
さて、繊維は帰宅して調べたら『線維』だった。
「腫瘍科がある病院へ行っていただけますか?」
「えーーーー」
仕事と金銭面を即座に考えた。
どちらも大変だ!!
そうか・・・
おおかたの生き物は、死ぬためには大義名分と痛み苦しみを味わなければいけないんだ。
楽にあの世に行けるものは、わずかなんだなって思った。
生きるのも大変なのにあの世の門をくぐるのも大変なんて 頭の中が真っ白になってしまった。
しばし 思考状態がストップするなんて いい年をして恥ずかしい限りです。
愛犬は、私の精神状態をすぐにキャッチするのでできたら笑っていたい。
それに笑う門には福来るって もしかしたらまだ希望があるかもしれない。
木製パレット屋の婆さんは、私がどう生きたいかが愛犬をどう生かしたいかにつながると思った。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます