上野には、さんざん行っているのだが・・
考えたら私って 面白味がない人間のようで目的以外 寄り道をしたことがない。
たとえば アメヤ横丁の方角とか〇〇デパートとか
このたび 上野の森美術館を背にして左側方向に歩いた。
ほとんど歩かないところだ。
目的は、鰻の蒲焼。
あたりをキョロキョロしながら・・
つい最近 鰻(国産)が食べたくて イワシの蒲焼を作って食べたが
なかなか美味しいって思ったなんて 話していたら
「安上りでいいね!」って言われてしまった。
なんか言ってるような気がするが・・・
もう 頭の中は、鰻の蒲焼と鰻重 どっちを選択するべきかってことでいっぱい。
ご飯があるかないか 待てよ 白焼きで日本酒をちょっともいいねぇ~
でもね やはり 蒲焼も捨てきれないな。
たどり着いたお店は、龜屋 一睡亭
蒲焼と白焼きをたのんで 半分こにすることになった。
わーーい やったね!!
立派な塗りの器で運ばれてきたものを見て驚いた。
だって 器の下にお湯が入ってるんだって
えーー知らない 憎いね(知らないのは私だけだった)
鰻は、こぶりでふわっと口のなかでとけて なんて幸せなんだろうってうっとり。
山椒の粉まで気配りされて わけもなく笑いたくなる。
しかし その後 鰻の小骨が部分入れ歯をしている歯茎に二か所 突き刺さる。
細くてとれないのだ。
あっ!痛い!が ずぅっと続いていました。
帰宅後 鏡と細い細い歯ブラシでやっととれました。
フロスはダメでした。
鰻を食べると 毎回 小骨が刺さるのをあらためて実感。
それでも好きです。
美味しかった。
木製パレット屋のつぶやき