あの遠くに見えるつきだした防波堤に座って川の流れがおりなす様々な音を聞くのが
とても好きです。
昨晩 同級生から数年ぶりのめづらしい電話があった。
昨年の暮れに友が自殺をしたということを聞いた。
「死ななくてもよかったのに・・・」友がのどもとから絞り出すような声をだす。
「そうかしら?生きていけない理由があったのでしょう?」
「それでも命ある限り生きなければいけないんだよ」
「・・・・」
「月並みな言い方だけれど 死ぬ気になればなんでもできるからね」
「・・・・」そんなふうに言うのは簡単だけれど 当事者はしんどいだろうなって心で思う。
重い話だった。
何と言っていいのか・・・
ただただ話を聞くだけだった。
中学生だったり高校生だったり 笑っているそんな姿しか思い浮かべることができなかった。
「だいたいさぁ 日本って中高年の金がらみの自殺が多いのは問題だよ」
ワインを一杯 多く飲んで深く考えるのはよそうと思った。
そうだ!晴天の日、防波堤でお弁当をひろげようかしら?
木製パレット屋のつぶやき