《吾亦紅 そうたんムクゲ 桜たで フジバカマ すすき》
この頃は、季節の花が先へ先へと咲いてしまいご苦労されている様子でした。
時々先生は、
ふと遠くを見ているふうで
(70歳も後半になると)
「脳が虫食い状態になる」とつぶやかれる。
では、こちらは見ていないだろうと いいかげんなことをするとぴしりと激がとぶ!
「そんな教え方はしていません」
あぁ みつかってしまった。
心でぺろりと舌をだしながら
「申し訳ございません」と言うのだが
まったくという顔をなさりながら渋い顔
決めの言葉は
「恥じは自分もちですよ」
私は幾つになっても成長がない。