瀬戸内の島々で現代アートに触れることをテーマに、直島や小豆島、高松や岡山などを旅したのは昨年の秋。その機会に、高松に連泊してさぬきうどんの名店を食べ歩いたのは懐かしい思い出です。自他ともに認める"うどん県" 香川で体験したさぬきうどんの美味しさ、奥深さには本当に感動しました。でも、九州だって負けちゃいられません(笑) なんと言っても、福岡はうどん発祥の地。県内各地に美味しいうどんの店がひしめき合っています。そんな福岡県民のうどん好きは、決して香川にも引けをとりません
【大地のうどん】
まず初めは国道3号線沿いの「大地のうどん」から。八幡西区にある「満月」や「めん天」などと同じく、「津田屋官兵衛」の流れをひく豊前裏打会の系列店です。
この日注文したのは、ごぼう天、肉、ワカメをトッピングした温かいうどんに、いなり2個がついた大地セット。
豊前裏打会ならではの透明感のある細麺。のど越しの良さは格別です。
【釜揚げ 牧のうどん】
こちらは、博多で人気の「牧のうどん」。糸島の加布里にある本店をはじめ、福岡県内を主体に展開するチェーン店です。
博多のうどんは麺にコシがなくやわらかいと言われますが、牧のうどんはその代表格と言ってもいいかもしれません。やわらかい麺がダシを吸い込んで見かけの量が増えるため、食べても食べてもなくならない「魔法のうどん」とも呼ばれます(笑)
このため、少なくなったら継ぎ足せるように、やかんに入ったダシがうどんと一緒にテーブルに運ばれます。
かき揚げうどん。すでにダシを吸って麺が太くなっていますね。
注文は伝票に赤鉛筆で「正」の字を記入するのが牧のうどん流。また、この店ではお持ち帰り用のうどんも販売しており、家でも手軽に牧のうどんの味が楽しめます。
【うどん満月】
今年の2月、JR陣原駅前から千代ヶ崎に移転した「うどん満月」。私が豊前裏打会を知ったのはこの店が最初でした。満月がまだ三ヶ森にあった時代ですから、もう15年くらい前になります。
この日は開店して間がない時期だったので、提供できるメニューは限定的。二人ともごぼう天うどんを注文しました。
器をはみ出す丸いごぼう天はこの店の一番人気です。
透明感のある細麺は、しこしこもちもちでのど越し最高。ダシの美味しさも変わっていません。やはり豊前裏打会は美味しい! 本場讃岐にも勝るとも劣らない味だと思います (^^ゞ
【とんこつらぁめん 鉄兵】
ラーメンが食べたくなると最初に思い出すのが「鉄兵」。八幡西区本城に店を構えるとんこつラーメンの人気店です。ここも長く通っており、初めて来たのは北九州市民になる少し前でしたから、かれこれ16~17年ほどになるでしょうか。
コクがありながら後味はすっきりとしたスープ。
細めのストレート麺は九州ラーメンの王道です。
もう一つは海苔ラーメンを注文。
九州ではラーメンの麵のゆで方を細かく注文できます。一般的には、「ばりやわ」から「はりがね」まで6種類。「かた」が一番多く、時々「ふつう」、たまに「ばりかた」を頼む人もいます。私は一度だけ、「はりがね」と頼むのを聞いてびっくりしましたが、店の人によると、更にやわらかい「ずんだれ」、一瞬湯通しするだけの超かた麺「粉おとし」なんてのもあるそうです。
【二代目 麺や KEIJIRO】
学園大通りと産業医大前の通りの角にある「二代目 麺や KEIJIRO」。
ここでよく頼むのは温玉まぜ麺。まぜ麺の場合、無料で大盛りに変更できます。
コクがあって濃厚なタレに負けない極太麺は、噛みごたえ、食べごたえたっぷり。途中でラー油と酢をまわしかけて味変するのが店のお勧めです。
【フジヤマ55】
初めて入店したフジヤマ55。つけ麺やまぜそば、二郎ラーメンなどの店です。
頼んだのは、魚介とんこつ濃厚つけ麺。2日間かけて仕込んだ豚骨、丸鶏スープにカツオ節、アジ節を合わせているそうです。この日は、ご飯と生卵がサービスされました。
この超極太麺が、濃厚なつけ汁をしっかり受け止めます。
二郎ラーメンは、豚骨、丸鶏スープにアジ節、サバ節、カツオ節でとった魚介ダシを合わせたダブルスープ。二郎系を謳うだけあってこちらも濃厚です。
麺は中太の平打ち。分厚くてやわらかいチャーシュー、キャベツともやしがたっぷり。しっかりニンニクが効いていました。
【熟成醤油ラーメン 丸源】
丸源ラーメンの肉そばは、自然な甘みを感じる醤油ベースのスープ。豚と鶏からダシをとり、香味野菜や昆布の旨みを加ているそうです。
細めのストレート麺。オレンジ色のトッピングは柚子こしょうおろし。食べ進むうちにスープに溶けだして、柚子の風味で口の中がさっぱりします。柚子胡椒と言っていますが、完熟柚子と大根おろしを合わせたもののようです。
皮がパリッと焼き上げられた餃子。
こちらは醤油ラーメン。あっさりしていながら、醤油や丸鶏の深いコクが感じられました。
青ねぎや海苔の風味もよくて美味しかったです。
麺類が好きな方は多いと思います。私も人後に落ちない麺好きで、うどんやそば、ラーメン、パスタなど毎日食べていても飽きることがありません。転勤族だったころは、赴任する先々で美味しい麺を捜しては足繫く通っていました。福岡県民になって15年。初めのころはとんこつラーメンが多かったのですが、その後歳とともにうどんの比率が増えてきたような気がします。2021年に行われた調査によると、福岡県民の63%がうどん派、ラーメン派は37%だったそうですから、私の嗜好も県民の平均値と言っていいかもしれません(^^ゞ
【大地のうどん】
まず初めは国道3号線沿いの「大地のうどん」から。八幡西区にある「満月」や「めん天」などと同じく、「津田屋官兵衛」の流れをひく豊前裏打会の系列店です。
この日注文したのは、ごぼう天、肉、ワカメをトッピングした温かいうどんに、いなり2個がついた大地セット。
豊前裏打会ならではの透明感のある細麺。のど越しの良さは格別です。
【釜揚げ 牧のうどん】
こちらは、博多で人気の「牧のうどん」。糸島の加布里にある本店をはじめ、福岡県内を主体に展開するチェーン店です。
博多のうどんは麺にコシがなくやわらかいと言われますが、牧のうどんはその代表格と言ってもいいかもしれません。やわらかい麺がダシを吸い込んで見かけの量が増えるため、食べても食べてもなくならない「魔法のうどん」とも呼ばれます(笑)
このため、少なくなったら継ぎ足せるように、やかんに入ったダシがうどんと一緒にテーブルに運ばれます。
かき揚げうどん。すでにダシを吸って麺が太くなっていますね。
注文は伝票に赤鉛筆で「正」の字を記入するのが牧のうどん流。また、この店ではお持ち帰り用のうどんも販売しており、家でも手軽に牧のうどんの味が楽しめます。
【うどん満月】
今年の2月、JR陣原駅前から千代ヶ崎に移転した「うどん満月」。私が豊前裏打会を知ったのはこの店が最初でした。満月がまだ三ヶ森にあった時代ですから、もう15年くらい前になります。
この日は開店して間がない時期だったので、提供できるメニューは限定的。二人ともごぼう天うどんを注文しました。
器をはみ出す丸いごぼう天はこの店の一番人気です。
透明感のある細麺は、しこしこもちもちでのど越し最高。ダシの美味しさも変わっていません。やはり豊前裏打会は美味しい! 本場讃岐にも勝るとも劣らない味だと思います (^^ゞ
🍀
【とんこつらぁめん 鉄兵】
ラーメンが食べたくなると最初に思い出すのが「鉄兵」。八幡西区本城に店を構えるとんこつラーメンの人気店です。ここも長く通っており、初めて来たのは北九州市民になる少し前でしたから、かれこれ16~17年ほどになるでしょうか。
コクがありながら後味はすっきりとしたスープ。
細めのストレート麺は九州ラーメンの王道です。
もう一つは海苔ラーメンを注文。
九州ではラーメンの麵のゆで方を細かく注文できます。一般的には、「ばりやわ」から「はりがね」まで6種類。「かた」が一番多く、時々「ふつう」、たまに「ばりかた」を頼む人もいます。私は一度だけ、「はりがね」と頼むのを聞いてびっくりしましたが、店の人によると、更にやわらかい「ずんだれ」、一瞬湯通しするだけの超かた麺「粉おとし」なんてのもあるそうです。
【二代目 麺や KEIJIRO】
学園大通りと産業医大前の通りの角にある「二代目 麺や KEIJIRO」。
ここでよく頼むのは温玉まぜ麺。まぜ麺の場合、無料で大盛りに変更できます。
コクがあって濃厚なタレに負けない極太麺は、噛みごたえ、食べごたえたっぷり。途中でラー油と酢をまわしかけて味変するのが店のお勧めです。
【フジヤマ55】
初めて入店したフジヤマ55。つけ麺やまぜそば、二郎ラーメンなどの店です。
頼んだのは、魚介とんこつ濃厚つけ麺。2日間かけて仕込んだ豚骨、丸鶏スープにカツオ節、アジ節を合わせているそうです。この日は、ご飯と生卵がサービスされました。
この超極太麺が、濃厚なつけ汁をしっかり受け止めます。
二郎ラーメンは、豚骨、丸鶏スープにアジ節、サバ節、カツオ節でとった魚介ダシを合わせたダブルスープ。二郎系を謳うだけあってこちらも濃厚です。
麺は中太の平打ち。分厚くてやわらかいチャーシュー、キャベツともやしがたっぷり。しっかりニンニクが効いていました。
【熟成醤油ラーメン 丸源】
丸源ラーメンの肉そばは、自然な甘みを感じる醤油ベースのスープ。豚と鶏からダシをとり、香味野菜や昆布の旨みを加ているそうです。
細めのストレート麺。オレンジ色のトッピングは柚子こしょうおろし。食べ進むうちにスープに溶けだして、柚子の風味で口の中がさっぱりします。柚子胡椒と言っていますが、完熟柚子と大根おろしを合わせたもののようです。
皮がパリッと焼き上げられた餃子。
こちらは醤油ラーメン。あっさりしていながら、醤油や丸鶏の深いコクが感じられました。
青ねぎや海苔の風味もよくて美味しかったです。
麺類が好きな方は多いと思います。私も人後に落ちない麺好きで、うどんやそば、ラーメン、パスタなど毎日食べていても飽きることがありません。転勤族だったころは、赴任する先々で美味しい麺を捜しては足繫く通っていました。福岡県民になって15年。初めのころはとんこつラーメンが多かったのですが、その後歳とともにうどんの比率が増えてきたような気がします。2021年に行われた調査によると、福岡県民の63%がうどん派、ラーメン派は37%だったそうですから、私の嗜好も県民の平均値と言っていいかもしれません(^^ゞ