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ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

水辺の鳥

2021年03月02日 | 北九州
野鳥を探して川沿いを歩きました。カモメやカモなどの身近な鳥ばかりで新味はありませんが、初心者の野鳥探索にお付き合いいただければ嬉しいです。
遠賀川は、福岡県嘉麻市の馬見山に水源を発し、彦山川、犬鳴川などの支流と出会いながら北に流れ、遠賀郡芦屋町で響灘に注ぎます。九州では唯一、サケが遡上する河川でもあります。
写真は、芦屋町の遠賀川河口堰。河口堰の海側はミサゴの狩場としても知られており、この日はそれを期待して来てみたのですが、残念ながら姿を見せませんでした。


河口堰の常夜灯で羽を休めるカモメ。ズグロカモメかとも思ったのですが、家に帰って調べてみると、嘴が黄色いのでセグロカモメのようです。


強い風の中を飛び回って疲れたのか、波に揺られながらひと休み。


水門の陰で微動だにせず小魚を待つコサギ。


河口堰から1㎞ほど上流側では、ヒドリガモの群れが波間を漂っていました。
頭部と頸部だけ茶褐色なのが♂で、全体的に茶色っぽいのが♀です。


頭部の中央にクリーム色のラインが入るのが♂の特徴だそうです。


仲睦まじく寄り添うマガモのカップル。


不用意に河岸に近づいたせいか、昼寝中のオオバンを起こしてしまいました。ごめんよぉ~(^^ゞ


こちらは遠賀川から分かれて洞海湾に注ぐ江川。この付近も、冬になると羽を休めるカモ類をよく目にします。遠くでは護岸近くで寛いでいたのですが、近づくにしたがって逃げるように岸を離れていきました。


渡りをせず、日本で繁殖するカルガモ。この付近には営巣に適した林や茂みは見あたらないので、夜にはどこか別の場所に移動しているのかもしれません。


白と黒のシックなツートンカラーが遠くからでも目立つキンクロハジロ。頻繁に水中にもぐっては餌を探していました。


遠目には真っ黒に見えるカワウですが、頬は白く嘴の根元は黄色なんですね。
真ん中の鳥だけ少し小さくて家族のような雰囲気。お父さん(右)の説教を子供(中)が緊張して聞いているみたい……。後ろはお母さんっぽくみえました(笑)


日本のカモの代表格、マガモ。頭部の艶やかな緑色がきれいです。


♂のマガモと♀のキンクロハジロ。キンクロハジロの♀は頭と背中は褐色、お腹はクリームがかった茶色で、2層になったチョコレートみたいです(笑)


河岸工事のフロートを歩き回っていたハクセキレイ。
サントリーの「日本の鳥百科」によれば、ユーラシア大陸全般に分布するハクセキレイは日本で繁殖範囲を広げ、それに反比例するように、日本特産種のセグロセキレイとキセキレイの個体数が急激に減少しているとの報告があるそうです。


近くの電線にはムクドリ。大群で行動するとけたたましいムクドリも一羽だと静かなものです。


餌を探しているようにも見えず、長い間じっと動かなかったセグロカモメ。数分後、海の方角に飛び去りました。


自宅近くで見かけたのは、おそらくカワラヒワ……だと思います。確信はありませんが…… (^^;)


🍀

明日は雛祭り、桃の節句ですね。ささやかながらわが家でも、玄関に小さな雛人形を並べて雰囲気を味わっています。多くは親しい人たちからいただいたもので、どの人形にも懐かしく大切な思い出が詰まっています。左手前、寄り添い雛の前に置いた柳川まりは、先日の柳川さげもんめぐりで買ってきました。


明け方まで激しく降っていた雨も次第に上がり、強い風も収まってきました。午後になって、時おり日差しが戻るほどに天候は回復……と書いたところで、庭の方からパラパラという雨音。外に出てみると再び冷たい雨が……。最高気温22度まで上がった昨日と比べれば、一転して寒い一日となっています。天候も気温も変化が大きい時期ですから、体調管理に注意して過ごしたいですね。
コメント (6)
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