15日に京急マリーナからRydeenを回航したとき、久々に食べた弁当。
名前が変わっていたため、一時は絶滅したかと思い、非常にショックだった。
簡単に言えば、醤油、ニンニク、ショウガ、味醂などのタレに漬けたマグロ肉を
焼いて、千切りキャベツに乗せただけのワイルドな弁当である。
しかしこれが美味い。
マグロのタレが滲みて、熱で少しクタッとなった千切りキャベツまで美味い。
しっかりと味が滲みているため、ご飯が非常に良く合う。キャベツでもご飯が
いけてしまう。
付け合せは、竹輪・ニンジンなどの煮物、柴漬け、マカロニサラダ。まあ、脇役
として全く邪魔にならない。かつては茎ワカメの入った柴漬けだったように思うが
今は、普通の胡瓜の柴漬けである。
マグロ肉の部位も、赤身、カマ肉、中落ちなど様々なようで、ようは雑肉かな。
しかし、その部位の混ざったマグロの肉を使うというのが、最大の魅力となっている。
濃い目の漬けタレだが、その肉の違いはちゃんと分かる。だから、一見同じ肉でも
一箸ごとに違う味と食感に出会うため、食べ手を飽きさせない。
これは、この効果を狙って作った物かどうかは分からないが、これが最大の特徴で
家では真似の出来ないところなのだ。三崎をバックにひかえた油壺ならではの
弁当なのだ。