鎌倉時代からの刀匠、正宗さんは２４代目で、
私が習い始めた居合の鎌倉慧剣会（けいけんかい）の名誉会長でした。
今月9日に他界されて、本日鎌倉時代からの正宗さんの菩提寺の本覚寺で
葬儀が執り行われました。
鎌倉慧剣会からも会長以下高段位の重鎮の面々が参加していました。
初段の私が参加したのは、正宗さんが六弥太会メンバーだったから。
そうです、正宗こと山村さんは2014年に地元の呑み屋の六弥太で発足した
「六弥太会」のメンバーでした。
第二回六弥太会では私が幹事として進行役をしましたので、
「刀匠の正宗さんです」と紹介して写真も撮っておりました。（下記リンク）
https://blog.goo.ne.jp/dreampic/e/d87c46028a574e14ec23f734fbf0ab44
この二つの縁があるので、
居合の重鎮連の中で役不足ながら参加させて頂いたという訳です。
最近は六弥太さんも夜の呑み屋はやめ、昼の豆腐ハンバーグに特化されたようで
もう何年も伺っていませんが…
お通夜にはお顔を出されたと、居合の会長から聞きました。
会長からは、正宗の名は鎌倉時代に、あの日蓮から貰った名で山村家では代々この
正宗を名乗っていることなどを聞きました。
喪主はご長男でしたが、僧侶になられており、あと兄弟は長女がいらっしゃるそうですが
鎌倉時代からの高名な刀匠の25代目を継ぐのはどうなるのか、関係者はとても
心配しているだろうと、察するに余りあります。
六弥太会で挨拶する正宗刀匠
本覚寺での山村家葬儀
