このところ気分がなかなか晴れやかにならない。
なぜかというと、これはうつ病にも近いものを感じるが、自分がこの世に価値のないものの
ような気がしてしまうのだ。この世に価値もなく生まれて来たものなど存在しないとは思う
ものの、なぜか自分の居場所がないような、しっくりこないような…。
この人たちは何故こんなに自信満々で他人を非難できるのだろう、という人がいる。それ
は特別な人たちじゃなく、普通に周りに存在しているひとたち。そういうことに、前は気が
つかなかった。いや、自分もそういうひとだったと思う。あの2011年の怪我のあとから
すっかり、やることなすことドンくさく、トンチンカンになってしまったから、よく分かる
のだ。こういうことを書くと、いろいろと反響はあるかもしれないが、確かに前と違う自分
を感じる。 もっと沢山のことを、同時に正確にこなせたし、忘れる事も無かった。もちろ
ん怪我のせいばかりでなく、年齢のせいもあるだろうが、まだ早い。
前と違うな、と自分で感じるからこそ、自分の居場所がないような、しっくりこないよう
な感覚に陥るのだ。冒頭に書いたように、まるでうつ病のようだ。
しかし、おかげで私のようにドンくさい人がいても、あ、カバーしてあげなきゃと思うよ
うになっている。それは、電車やバスの中ばかりでなく、街やもちろん職場でも。これを称
して”同病相哀れむ”と嘲笑されるかもしれないが、このドンくさいというのは、さまざま
な理由があり、特に年齢に起因するものは、誰でもやがて陥るもの。他人ごとではないので
ある。
それと、やっていて良かったと思う事がウクレレだ。15年前に、ドリームピックを忘れない
ために、と始めたことが今や人に教えるまでになっているし、ウクレレ屋までやろうかとい
う勢いである。昔に比べればドンくさくなっているのかもしれないが、ウクレレはますます
盛んに人生を謳歌するかのようである。
あちらが出れば、こちらが引っ込みと、バランスがとれているのかも知れない。
バランスといえば、ヨットの仲間と今週末は泊まりがけで福島「玉子湯」へ出かける。
もちろんウクレレを持って。故M茂さんがいつもハモニカを持っていたように。
行きの電車で玉子湯?玉子温泉?を下調べしていくかな。福島でハジケてやる!