青の洞門草紙

家庭料理と酒肴の店「青の洞門」0742-41-9845 17:00~23:00 日曜休み(祝祭日営業)

地蔵滝

2009-02-11 16:37:05 | Weblog
若い頃に蔵王エコーラインを福島から登り、山形に向かったことがあります。夏の盛りで、クーラーのないカローラの車中は汗だくでした。途中、○○滝と書かれた案内板を見つけ、涼をとるため滝つぼまで降りてみることにしました。
30分以上はかかったでしょうか、ようやく滝つぼに到着しました。落差のある滝で、そこにいると暑さを忘れるほどの凌ぎやすい環境でした。しかし、帰りが大変でした。厳しい山道を来たときの倍ちかい時間をかけて登りました。お陰で滝を見に行く前より汗をかいてしまいました。
その滝は、昔お地蔵さんが滝つぼに転げ落ちて、それを見つけた村人が引き上げて地蔵滝と名づけたと案内板に書いていた記憶があります。しかし、今インターネットで調べても、そんな地蔵滝の記事はありません。私が見た滝は何だったのでしょうか。
本日、青の洞門の予約は2組。今日の祝日を頑張りましょう。
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飲み放題

2009-02-09 16:18:40 | Weblog
居酒屋では飲み放題が定番のようですが、青の洞門には飲み放題メニューはありません。飲み放題は時間制限やお酒の選定の問題があって、お客さんにゆっくり楽しく飲んで頂けないからです。
青の洞門の週末は主婦グループの予約が多く、17時から24時まで飲まれるグループもあります。皆さん楽しい時間を有効に過ごされています。
昔、学生時代に友人松下クンを博多に訪ねた時、九大の連中10人と深夜喫茶に出向いたことがあります。長時間居座って、飲み放題のコーヒーを何度となく注文したため、ウェイターが最後には切れてしまいました。「何回も何回もバラバラに注文せず、一度にまとめて頼めや!」その一言に我々はそそくさとその店を後にしました。
お酒に関しても、飲み放題ではあまりいい印象は残っていません。お酒は自分やグループのペースで、ゆっくり楽しく飲むものだと思います。
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お愛想

2009-02-05 16:12:55 | Weblog
「お愛想」は飲食店用語でお勘定の意味ですが、語源は店側の「本日はお愛想が無くて申し訳ありませんが、お勘定をお願いします」といった意味合いのようです。今やお客さんも大半の方が使って、一般化された言葉になっています。
青の洞門では、酔って良い気分になったお客さんが「お愛想」の鸚鵡返しをします。一度代金の清算が済んでも、何度も「お愛想」を連発します。お金を頂いたことを説明しても、「お愛想」攻撃するお客さんは僅かではありません。
誰しも酔っ払うと、会計を済ませたかどうかが気になるようです。いつも酔いが回ると、五回も六回もこの言葉を発するお客さんがいます。
お客さんの言われる通り何度も代金を頂戴出切れば、こんなうまい商売はありません。私もBMWやベンツのような高級車に乗っているかも知れません。皆さん、「お愛想」を連発しないように、飲みすぎには注意しましょう。
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高円寺

2009-02-04 17:45:05 | Weblog
学生時代に高円寺に住んだことがあります。住んだといっても、卒業前の数ヶ月間友達のアパートに居候を決め込んだ訳です。当時の高円寺は、駅前も商店や民家・アパート・飲み屋が同居した雑然とした街でした。
私が世話になった法政大学の山崎クンは、学校へはあまり行かず、終日部屋に篭もって難解な本と向かい合う不思議な生活をしていました。お金が無くなると、新大久保の立ちんぼで日雇い労働にありつき、日銭を稼いでいました。
そんな高円寺に、卒業後十数年してから行く機会がありましたが、駅前はすっかり様変わりして昔の面影はありませんでした。当然、私と彼が僅かなお金を持って通っていた飲み屋も跡形もなく消えていました。
今は音信不通の山崎クンと青の洞門で、一度杯を傾けたいものです。
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