青の洞門草紙

家庭料理と酒肴の店「青の洞門」0742-41-9845 17:00~23:00 日曜休み(祝祭日営業)

読み返したい本

2012-09-07 16:20:18 | Weblog
無意識のうちに初めて読む本のように、一度目を通した本を再び読み返すことがあります。過去数十年色んな本とお付き合いしていると、たまにはこんな凡ヘッドもあります。
今日から読み始めた「寿司屋のかみさん 寿司縁ばなし」は、実際の寿司屋のおかみさんが実話を元に描いた人情噺です。この本を読んでいて、数年前に読んだことがあるとの記憶が蘇りました。何度読んでも面白い内容のため、今回は読み進むことにしました。
このような間違いではなく、実際読み返したい本はあるかと考えてみました。本を読み始めた小学生の頃は、冒険小説に夢中でした。「十五少年漂流記」「ソロモン王の洞窟」「珊瑚島の三少年」「失われた世界」等、いつも胸をワクワクさせて本のページを繰っていました。
中でも、「珊瑚島の三少年」はもう一度読み返したい本のひとつです。ただ、インターネットで検索してもこの題名での本は出てきません。私の題名の記憶違いかは分かりませんが、特に印象に残った書物でした。
青の洞門を開業する前に、サンゴ礁で出来た島「喜界島」に行ったことがあります。暑い日差しを浴びながら、海岸の珊瑚の白砂を踏んで「珊瑚島の三少年」の舞台とイメージが重なりました。
少年の日は、今日に続く未来は必ず素晴らしいことが待っていると思っていました。でも、今いる現在は政治も経済も停滞して、明るい未来を描けません。こんな時代だからこそ、冷静に世の中を見つめ、現実から逃げない生き方をしなければなりません。
さあ、また青の洞門も週末を迎えました。冒険小説のように、派手に躍動する活気ある一日であって欲しいと思います。
今、長年お世話になったサッポロビールの下田さんが、転勤の挨拶に来られました。赴任先は仙台ということで、新天地でのご活躍をお祈りします。下田さん、色々な情報・ご指導、有難うございました。
※「珊瑚島の三少年」は、「さんご島の三少年」「無人島の三少年」であるようです。ただ、古い翻訳小説なので廃版になっている様子です。
コメント
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