「開戦当時、核兵器は存在していなかったとの思いが強かった」と久間防衛相が、15日、記者会見で発言しています。揚げ足をとるつもりはありませんが、なぜ自衛隊のイラク派遣を2年延長するイラク復興特別措置法改正案を上程したのでしょうか。法案成立を目前に、この発言は自衛隊をイラクに派遣したのは間違いであったとも受け取れるからです。
特措法改正案の中身は航空自衛隊がクエートからイラクへの人員と物資を輸送継続することです。しかし、どんな物を輸送しているのか政府は大雑把にしか答えていないのです。ほとんどが、米兵の輸送の任務ではないかとウワサされています。国民には詳細な情報がなにも流れてきません。「知る権利」がないのです。防衛省は戦時中の「大本営」と同じようになってきました。
米ブッシュ政権の石油利権収奪目的だけの、「大義なき戦争」に、いつまでも自衛隊を派遣させるつもりでしょうか。イラク国内は、まさに泥沼の「内戦」状態で治まる気配はありません。政府は米国から対イラク戦争終結の道筋も示されていない現状を認めていながら、あえて、また自衛隊を派遣することは政府方針がなにもなく、ただブッシュに追随するだけに見えます。安倍首相もなにひとつ根拠を持たずに、ひたすらブッシュに手を貸しているように思えます。
本年2月はじめに久間氏が「イラク戦争は間違いだった」発言は正しいのです。自民党内にも発言を擁護する議員も少数ですが、いたのです。であればこそ、もっと議論を深め慎重に扱うべきだったのです。久間氏も、もっと自分の考えを主張し首相及び側近を説得させなければなりません。言葉だけで行動力が不足では。ロクな審議も経ず簡単に成立させてしまう空気に危険を感じると同時に、納めた税金もムダ使いされているのでは。
特措法改正案の中身は航空自衛隊がクエートからイラクへの人員と物資を輸送継続することです。しかし、どんな物を輸送しているのか政府は大雑把にしか答えていないのです。ほとんどが、米兵の輸送の任務ではないかとウワサされています。国民には詳細な情報がなにも流れてきません。「知る権利」がないのです。防衛省は戦時中の「大本営」と同じようになってきました。
米ブッシュ政権の石油利権収奪目的だけの、「大義なき戦争」に、いつまでも自衛隊を派遣させるつもりでしょうか。イラク国内は、まさに泥沼の「内戦」状態で治まる気配はありません。政府は米国から対イラク戦争終結の道筋も示されていない現状を認めていながら、あえて、また自衛隊を派遣することは政府方針がなにもなく、ただブッシュに追随するだけに見えます。安倍首相もなにひとつ根拠を持たずに、ひたすらブッシュに手を貸しているように思えます。
本年2月はじめに久間氏が「イラク戦争は間違いだった」発言は正しいのです。自民党内にも発言を擁護する議員も少数ですが、いたのです。であればこそ、もっと議論を深め慎重に扱うべきだったのです。久間氏も、もっと自分の考えを主張し首相及び側近を説得させなければなりません。言葉だけで行動力が不足では。ロクな審議も経ず簡単に成立させてしまう空気に危険を感じると同時に、納めた税金もムダ使いされているのでは。