活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

年金カット法成立させて増え続ける防衛費に年金資産を充当目論む安倍政権

2016-12-14 23:20:23 | Weblog
12月13日の参院厚生労働委員会は「年金カット」法案を自公与党と日本維新の会の賛成多数で可決しました。そして、きょう14日、本議案は参院本会議で成立しました。この法案は高齢者だけでなく、保険料を納めている現役世代も、将来受け取る年金が減らされてしまうことになる悪法です。その理由は現行支給額から、3割は間違いなく減額されるからです。

安倍政権がこの法案を執拗に成立させようとしていたことは、中国・北朝鮮への警戒強化の対策のために、防衛費を増やし続けていることと関連しています。来年度の防衛予算は5兆1600億円ですが、今年は5兆500億円でここ数年はうなぎ上りになっています。

アメリカの防衛産業から使い物にならないステルス戦闘機F35を42機購入することが決まっていますが、約8000億円の予算化、沖縄で墜落した「未亡人製造機」オスプレイも1機100億円以上の費用をかけて、購入することも決定されています。安倍政権はこれらの費用を捻出するために、国民に支給する年金をカットして、防衛費に充当させる方針です。

日本を攻撃することはあり得ない中国・北朝鮮を一方的に敵国と見なし、防衛費増強に血道をあげる、安倍政権に国民の生活まで壊されるいわれはありません。「やりたい放題」の安倍政権を一刻も早く倒さないかぎり、生活の安定はありません。


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