防衛省トップの稲田朋美大臣の下、南スーダン陸自PKO部隊からの活動日報はとても国民に開示できる内容のものではないとして、同省関係者が日報を勝手に廃棄していました。捨ててはならない日報なのに、「やりたい放題している」底が抜けた緩みっぱなしの防衛省ではないでしょうか。
問題の日報は、今年7月首都ジュバでの民族間の武力衝突が発生したときの状況が書き込まれていたものでした。もともとPKO5原則に違反する陸自の派遣ですが、日報を省内で保存すれば、後で検証したときに整合性がないことを問われ、陸自派遣理由が崩れることを恐れて、わずか5か月で国民の目に触れさせないように、そっと廃棄処分をしてしまったのです。
陸自文書管理規定によれば、最低でも3年の保存を義務付けていますが、この規定を防衛省トップの稲田らが無視して廃棄処分したことは、陸自派遣が理にかなったものでないことを認めるとともに、稲田らの責任を回避するために、このような挙に出たものと思われます。
それにしても、先の大戦で敗戦処理した旧日本軍・官僚らが都合の悪い文書はすべて燃やし、戦争責任を逃れる行為をしていましたが、70年以上経た今でも政府・防衛省関係者が、まったく同じ「隠しごと」をしていることにゾッとする次第です。
問題の日報は、今年7月首都ジュバでの民族間の武力衝突が発生したときの状況が書き込まれていたものでした。もともとPKO5原則に違反する陸自の派遣ですが、日報を省内で保存すれば、後で検証したときに整合性がないことを問われ、陸自派遣理由が崩れることを恐れて、わずか5か月で国民の目に触れさせないように、そっと廃棄処分をしてしまったのです。
陸自文書管理規定によれば、最低でも3年の保存を義務付けていますが、この規定を防衛省トップの稲田らが無視して廃棄処分したことは、陸自派遣が理にかなったものでないことを認めるとともに、稲田らの責任を回避するために、このような挙に出たものと思われます。
それにしても、先の大戦で敗戦処理した旧日本軍・官僚らが都合の悪い文書はすべて燃やし、戦争責任を逃れる行為をしていましたが、70年以上経た今でも政府・防衛省関係者が、まったく同じ「隠しごと」をしていることにゾッとする次第です。