活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

安倍支配下のNHKと籾井・新潮社が演じる茶番劇

2014-07-24 18:56:28 | Weblog
NHKとその会長籾井勝人が週刊新潮の記事で名誉を傷つけられたとして、出版社の新潮社に損害賠償を求める訴訟を22日、東京地裁に起こした。

NHK・籾井・新潮社の三者に共通するのは、右翼安倍晋三政権の広報を担っていることだ。

NHKは安倍晋三らに恫喝され、公共放送の看板を下ろし「自民党放送局」と改名した。会長の籾井は「政府が右と言ったものを左とはいえない」と安倍らに忠誠を誓った。

一方の週刊新潮側は安倍に擦りより、世論の「嫌韓国」、「嫌中国」意識を煽る役割を買って出た。

その内容はあたかも、日本と両国が今すぐ戦火を交えるような、いい加減な記事を溢れさせた。うそ八百と思える記事で愛国を訴えたことは、安倍らをよろこばせた。まことに罪深い、販売部数を伸ばすだけが目的の営利行為であった。

安倍晋三らの歓心を買うことに腐心する、右翼メディア同士の裁判沙汰であるが、NHKと籾井が本気で新潮社を訴えるかは疑問である。

時期を見計らって、安倍自民党が割って入り、「手打ち」することは見え見えである。さらに言えば、安倍の支配下のNHKと籾井・週刊新潮が売名目的にした茶番劇を演じたとみることができる。