昨年12月、福島第一原発を「冷温停止状態」だとして、胸を張っていたのは野田首相、細野原発相らである。しかし、同原発はいまも暴走中で、放射性物質を大気に放出中である。
私の住まいの千葉県北西部に位置する、「東葛地区」はいまも線量の高い「ホットスポット」である。学校や公共施設の除染作業は進んでいない。子を持つ親御さんの話題は、「体内被曝」の話題に集中する。ガンの心配もあるから真剣そのものである。
当地域もいままでは人口増加していたが、昨年初めて減少に転じた。健康が心配だからと子どもを連れて他地域に転出しているのだ。いまも転出は止む気配がない。今年もすでに減少することが予測されている。
国内ではこのような環境汚染が続いている中、野田政権幹部はゴールデンウイークを利用して、外遊に精を出している。何の理由があるのか知らないが、福島事故を放ったらかしにして中国に外遊したのは細野原発相である。
報道によれば、広東省にある原発施設を視察し、安全管理体制や事故対応などの確認をしたという。
細野がそんなことをしている場合だろうか。最優先で取り組むべきことは福島訪問ではないのか。どれほど福島県民を苦しめているのか、想像力を働かせたらいい。
細野の中国外遊は所管大臣として、原発事故対応に「不真面目」であることの象徴である。いま中国に行っている場合ではない。何処かずれていないのか、「適格性」に疑問は尽きない。
私の住まいの千葉県北西部に位置する、「東葛地区」はいまも線量の高い「ホットスポット」である。学校や公共施設の除染作業は進んでいない。子を持つ親御さんの話題は、「体内被曝」の話題に集中する。ガンの心配もあるから真剣そのものである。
当地域もいままでは人口増加していたが、昨年初めて減少に転じた。健康が心配だからと子どもを連れて他地域に転出しているのだ。いまも転出は止む気配がない。今年もすでに減少することが予測されている。
国内ではこのような環境汚染が続いている中、野田政権幹部はゴールデンウイークを利用して、外遊に精を出している。何の理由があるのか知らないが、福島事故を放ったらかしにして中国に外遊したのは細野原発相である。
報道によれば、広東省にある原発施設を視察し、安全管理体制や事故対応などの確認をしたという。
細野がそんなことをしている場合だろうか。最優先で取り組むべきことは福島訪問ではないのか。どれほど福島県民を苦しめているのか、想像力を働かせたらいい。
細野の中国外遊は所管大臣として、原発事故対応に「不真面目」であることの象徴である。いま中国に行っている場合ではない。何処かずれていないのか、「適格性」に疑問は尽きない。