活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

小沢民主党に期待するワケ

2010-08-28 19:25:49 | Weblog
いま、あらゆる業界が過当競争で疲れ切っている。どんな業種でも顧客の奪い合いでは「仁義なき戦い」を繰り広げているのが現状だ。

むかしから信用と伝統を培ってきた中小企業などは、新規参入の業者やブローカーの暗躍で防戦に懸命である。当然占有率も下がり、売り上げも減少することで、経営は大打撃を受けることとなる。

一生懸命に地道に努力し、顧客に尽くしてきた業者が商売に見切りを付け、店を畳む姿を何度見てきたことか。地方の大都市でも、老舗がシャッターを下ろし、努力しても報われていない象徴はいくらでも目にすることができる。

小泉「構造改革」がいかに日本をダメにしたか。商売も人心もすっかり荒廃させてしまったこと、とくと心得ておきたい。この「構造改革」のあやまりを2大政党の自民党も民主党も、いまだに反省していないこと国民に対する愚弄でしかない。

自民党ではダメだからと、国民が政権交代で民主党に託したのは、「構造改革」路線の明確な否定であった。これができなければ「国民の生活が第一」のマニフェスト実現は絶対にありえない。

幸いなことに9月の代表選に出馬することになった小沢一郎氏はこれの理解者で、小泉「構造改革」を批判した一人だという。ならば代表は小沢氏がいいに決まっている。代表になった暁には「普通の国」に世直ししてほしい。