次期首相を決める民主党代表選に小沢一郎氏が出馬すること、しきりと噂が絶えない。本来であれば、政権交代の立て役者、小沢氏が代表に就任することが常道であった。
しかし、官僚やメディアをはじめとする「小沢バッシング」は執拗かつ陰湿を極め、後方に追いやられていたこと記憶に新しい。代表選に「出る。出ない」は、本人の意向がいちばん尊重されなければならないが、個人的には出馬することを期待している。
6月8日に閣議決定した菅内閣の基本方針は「政権交代の原点に戻り、国民の信頼回復に努めること」だった。その後、7月11日に投開票された参院選の結果は惨敗であった。菅首相が国民の生活を顧みない、「消費税10%」発言に言及したことが敗因であった。
安易な発言で小泉政治の信奉者、みんなの党を躍進させた責任は重すぎる。党内からはその責任を問おうとする声すら上がらない。これでは民主党は後退するだけだ。
政策も「国民には(消費)増税。大企業には(法人)減税」を主張していることは自民党政治の踏襲である。また、米軍基地問題や雇用政策・格差問題など、重要施策がなにひとつ解決されていないことは不満である。菅内閣の力量不足を感じる。
もし、小沢氏が出馬するなら次の3点の解決に動き出してほしい。①米国言いなりからの脱却②企業・団体献金禁止の法制化③貧困・格差社会の是正である。これらはすべて自民党(公明党含む)が財界に買収され、要求に応じた結果によるものである。
そして、「小さな政府」から「大きな政府」への転換も急務である。それが唯一、「国民の生活が第一」の実現への道筋だと考える。今度こそ三度目の正直を期待したい。
しかし、官僚やメディアをはじめとする「小沢バッシング」は執拗かつ陰湿を極め、後方に追いやられていたこと記憶に新しい。代表選に「出る。出ない」は、本人の意向がいちばん尊重されなければならないが、個人的には出馬することを期待している。
6月8日に閣議決定した菅内閣の基本方針は「政権交代の原点に戻り、国民の信頼回復に努めること」だった。その後、7月11日に投開票された参院選の結果は惨敗であった。菅首相が国民の生活を顧みない、「消費税10%」発言に言及したことが敗因であった。
安易な発言で小泉政治の信奉者、みんなの党を躍進させた責任は重すぎる。党内からはその責任を問おうとする声すら上がらない。これでは民主党は後退するだけだ。
政策も「国民には(消費)増税。大企業には(法人)減税」を主張していることは自民党政治の踏襲である。また、米軍基地問題や雇用政策・格差問題など、重要施策がなにひとつ解決されていないことは不満である。菅内閣の力量不足を感じる。
もし、小沢氏が出馬するなら次の3点の解決に動き出してほしい。①米国言いなりからの脱却②企業・団体献金禁止の法制化③貧困・格差社会の是正である。これらはすべて自民党(公明党含む)が財界に買収され、要求に応じた結果によるものである。
そして、「小さな政府」から「大きな政府」への転換も急務である。それが唯一、「国民の生活が第一」の実現への道筋だと考える。今度こそ三度目の正直を期待したい。