以前にも何度か書きましたが、小沢氏は角栄、金丸の顛末を十二分に認識しており、「カネ」については法的には抜かりはないと考えています。
また、政治(派閥)に掛かる金は旧態依然で、その点では小沢氏は真っ黒だと考えています。
自分が「真っ黒」と考えることと、法律と証拠に基づく「真っ黒」は全くの別物です。
マスコミが「市民感覚」とか「市民感情」が納得しない旨を書きなぐりますが、マスコミが懸命になって「小沢は真っ黒」と刷り込んだ結果の「市民感覚」であり「市民感情」です。
このような「市民感覚」とか「市民感情」を拠り所に、物的証拠もないのに有罪と断じ報道することにジャーナリズムの欠片もありません。
供述調書がことごとく証拠不採用となった陸山会元秘書の判決で、「推認」の乱用は奇異と考えます、なぜ「認定」としなかったのでしょう。
証拠が無い案件で法廷のやり取りだけをもとに、判事が考えるところの「合理的だ」、「自然だ」の「推認」で有罪にされたら、冤罪だらけになります。
誤認逮捕でもされたら、当然証拠はありませんから、口下手の被告と検察とのやり取りだけで、判事が考えるところの「合理的だ」、「自然だ」の「推認」で有罪にされてしまいます。
市井人の生活の中で、他人の良い事は矮小化して、悪い事は増幅して伝わる傾向がありますから、そのような「市民感覚」とか「市民感情」を慰撫する為だけの有罪判決が。
この島国の政治がポピュリズム(Populism)に落ち込む象徴的な裁判に見えてきます。
ソクラテスの「悪法もまた法なり」との言葉が、悪法であっても、法である以上は従わなければいけないと理解(洗脳)されていますが、出典を探してもありません。
唯一引っ掛かったのが、プラトンのPHAEDO 「obey and do not do otherwise」で、「従い、そうでなければ従いません。(拙訳)」です。(http://www.san.beck.org/Phaedo3.html#66より抜粋)
自分の考え(思想、哲学)に合えば従うが、合わなければ従わない、つまり自分の考え(思想、哲学)に殉ずること、と理解しました。
欧米では、法実証主義の一般的見解として「悪法もまた法である。しかし、法だからといって従う義務はない」と。
どうも、明治の新米政府と法曹の輩が、新米国家に都合のよい「遵法精神」にすり替えて吹聴した形跡が伺えます。
謀反、一揆などの反体制の動きを一方的に封じ込める悪法の執行に正当性を与えるために。
もう少し、調べてみます。
また、政治(派閥)に掛かる金は旧態依然で、その点では小沢氏は真っ黒だと考えています。
自分が「真っ黒」と考えることと、法律と証拠に基づく「真っ黒」は全くの別物です。
マスコミが「市民感覚」とか「市民感情」が納得しない旨を書きなぐりますが、マスコミが懸命になって「小沢は真っ黒」と刷り込んだ結果の「市民感覚」であり「市民感情」です。
このような「市民感覚」とか「市民感情」を拠り所に、物的証拠もないのに有罪と断じ報道することにジャーナリズムの欠片もありません。
供述調書がことごとく証拠不採用となった陸山会元秘書の判決で、「推認」の乱用は奇異と考えます、なぜ「認定」としなかったのでしょう。
証拠が無い案件で法廷のやり取りだけをもとに、判事が考えるところの「合理的だ」、「自然だ」の「推認」で有罪にされたら、冤罪だらけになります。
誤認逮捕でもされたら、当然証拠はありませんから、口下手の被告と検察とのやり取りだけで、判事が考えるところの「合理的だ」、「自然だ」の「推認」で有罪にされてしまいます。
市井人の生活の中で、他人の良い事は矮小化して、悪い事は増幅して伝わる傾向がありますから、そのような「市民感覚」とか「市民感情」を慰撫する為だけの有罪判決が。
この島国の政治がポピュリズム(Populism)に落ち込む象徴的な裁判に見えてきます。
ソクラテスの「悪法もまた法なり」との言葉が、悪法であっても、法である以上は従わなければいけないと理解(洗脳)されていますが、出典を探してもありません。
唯一引っ掛かったのが、プラトンのPHAEDO 「obey and do not do otherwise」で、「従い、そうでなければ従いません。(拙訳)」です。(http://www.san.beck.org/Phaedo3.html#66より抜粋)
自分の考え(思想、哲学)に合えば従うが、合わなければ従わない、つまり自分の考え(思想、哲学)に殉ずること、と理解しました。
欧米では、法実証主義の一般的見解として「悪法もまた法である。しかし、法だからといって従う義務はない」と。
どうも、明治の新米政府と法曹の輩が、新米国家に都合のよい「遵法精神」にすり替えて吹聴した形跡が伺えます。
謀反、一揆などの反体制の動きを一方的に封じ込める悪法の執行に正当性を与えるために。
もう少し、調べてみます。