今朝の朝刊の耕論「サブプライム危機と世界」(08.03.23朝日)は、サブプライム危機は深刻さを増し、世界の変化についてロバート・フェルドマン、田中直毅、堤未果の3氏の短文で構成されています。
ジャーナリストの堤未果氏の文章は「サブプライムローン、医療費、富裕層と貧困層の二極化について」書かれていました。
書かれている内容が、既読感に満ちていました。
一瞬、誰かの著作と構成が似ているのかなと思い、積読山脈から探し当てたのが「貧困大国アメリカ」(岩波新書)で、著者は「堤未果」氏でした。
クレジットカードの作れない預金口座のない移民や低所得階層に、無審査で住宅資金を貸し付け、土地バブルがはじけると自己破産に追い込まれる。
その日暮らしの家庭の高校生を、奨学金で釣ってイラクの戦場に送りこむリクルーター。
医療の貧困(盲腸の手術2万ドル、出産2万ドル、初診料300ドル)が、乳幼児死亡率6.3人/千人(日本は3.9人)となっている。
中産階級が、医療費で貧困層、最貧困層に転落。
資本(資本家)は、移民や低所得階層の生活を破壊してまで、徹底的に利益追求する有様がルポされた内容です。
年初めに読んだことすら希薄になっている、だらしない読書を思い知った朝でした。
ペシャワール会の会報です。
愛犬はペシャワール会の会員です。
ジャーナリストの堤未果氏の文章は「サブプライムローン、医療費、富裕層と貧困層の二極化について」書かれていました。
書かれている内容が、既読感に満ちていました。
一瞬、誰かの著作と構成が似ているのかなと思い、積読山脈から探し当てたのが「貧困大国アメリカ」(岩波新書)で、著者は「堤未果」氏でした。
クレジットカードの作れない預金口座のない移民や低所得階層に、無審査で住宅資金を貸し付け、土地バブルがはじけると自己破産に追い込まれる。
その日暮らしの家庭の高校生を、奨学金で釣ってイラクの戦場に送りこむリクルーター。
医療の貧困(盲腸の手術2万ドル、出産2万ドル、初診料300ドル)が、乳幼児死亡率6.3人/千人(日本は3.9人)となっている。
中産階級が、医療費で貧困層、最貧困層に転落。
資本(資本家)は、移民や低所得階層の生活を破壊してまで、徹底的に利益追求する有様がルポされた内容です。
年初めに読んだことすら希薄になっている、だらしない読書を思い知った朝でした。
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