Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

中谷元・安全保障調査会長

2007-10-16 04:53:33 | 憲法・非戦・平和
自民党の中谷元・安全保障調査会長が、市民を愚弄する発言をしました。
市民を恫喝する意図が露骨に出ています。

朝日新聞の記事を全文引用します。

「給油活動反対はテロリスト」 自民・中谷氏、民主を批判(07年10月15日朝日新聞)
 自民党の中谷元・安全保障調査会長は14日のフジテレビの番組で、インド洋での海上自衛隊の給油活動について「テロをなくそうという国際社会で非常に評価されている。これに反対するのはテロリストしかないのではないか」と述べ、反対している民主党の対応について「理解できない」と批判した。
 これに対し、民主党の鳩山由紀夫幹事長は同日の記者会見で「国民の3割が給油活動に反対しているが、日本に3割のテロリストがいるという話になる」と反論。「テロリストをなくさなくてはいけない作戦で、テロリストが急増している。戦争によって本当にテロがなくなるのか」と、給油活動への疑問を改めて示した。

「テロリスト」の意味を理解していない者が、「テロ対策」について語るとは、言語道断です。
物言う市民への恫喝にほかなりません。

あの福田首相でも気付いたようです。
翌日、不適切だと発言しました。
時事通信の記事を全文引用します。

自民・中谷氏発言「適切でない」=福田首相
 福田康夫首相は15日午後の参院予算委員会で、自民党の中谷元・元防衛庁長官がインド洋での海上自衛隊の給油活動継続に反対する民主党を「反対するのはテロリストしかいない」と批判したことについて、「1つの例え話みたいな格好で言ったのだろうが、あまり適切な言葉ではなかった」と指摘した。民主党の桜井充氏への答弁。(了)(07年10月15日時事通信)

わたしの、そしてあなたの戦前責任が問われています。


  ナナカマドの実が主張しています。


死霊構想ノート

2007-10-14 06:49:53 | 未分類
「群像」購入顛末記

10月3日の朝日新聞朝刊に「死霊構想ノート」(埴谷雄高)の発見と「群像」に掲載の記事があったことから、早速近所の本屋に取り置きをお願いしました。

数日後、「配本とならなかったので取次店に発注しておきました。」との連絡がありました。

さらに数日後、「取次店にも講談社にも在庫がありません、講談社は11月中旬に増刷するとのこと、予約しますか。」との連絡がありました。

僕は「えっ!」と言ってしまいました。

「群像」は「都会の文芸誌」を標榜していますが、発行部数は1万部を切っており、一端こうなると入手が困難になります。

内心、図書館でコピーかと思いました。

隣り街の書店を廻り、無事購入できました。

「第九章 《虚體》論―大宇宙の夢」以来ですから、懐かしいフレーズに浸るのは十数年振りになります。

彼女は、そんな僕をニヤニヤしながら見ていました。


   群像第62巻第11号(講談社)


   講談社HPより


噂の眞相

2007-10-11 19:18:09 | 未分類
ちょっと一服

「噂の眞相」いよいよ復刊との記事が、「紙の爆弾」11月号に載っていました。
同誌の「B級NEWS」に載っていました。

略 ある週刊誌編集長が語る。
「岡留さんから『復刊する』と、はっきり聞いたよ。具体的な時期まではまだわからないが、以前の『噂眞』とはガラリと装いを変え、“バロディ”色を大幅に濃くした路線でいくと言っていた。略」 略

「噂眞」は、何度か復刊の話しがありましたが、今回はどうでしょう。
「マスコミ評論」は毎号、「噂の眞相」は時々読んでいた者として、読むに値する質を保てるのか、ちょっと疑問を持っています。

時代は岡留氏の遥か先を行っていると考えます。


マッド・アマノのパロディ(紙の爆弾11月号裏表紙より)


石破茂大臣

2007-10-10 21:14:48 | 憲法・非戦・平和
マザコン軍事オタク三白眼大臣と名付けたのは、次の記事によります。

戦艦プラモデルに陶然とする軍事オタク(日刊ゲンダイ04年 1月 9日号)
 略   選挙遊説に母親を同行させたマザコン議員としても知られる。94年には「改革ができない自民党にはいられない」と離党し新生党入りしたが、すぐに「改革は熱病だった」と自民党に戻り経世会に入る変わり身の早さだ。
 防衛族議員になってからは「防衛六法」が愛読書となり、趣味のプラモデル作りはこれまで200個。自宅、議員会館、防衛庁長官室には戦艦、戦闘機の模型が所狭しと飾られている。

* * *

問題にしたいのは、メディアで言われている徴兵制についてです。

平成14年5月23日憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会における石破茂の発言抜粋です。(衆議院HPより)
 
「徴兵制は憲法違反、なぜですかと聞くと、意に反した奴隷的苦役だからだと。国を守ることが意に反した奴隷的な苦役だというような国は、私は、国家の名に値をしないのだろうと思っています」

「徴兵制が憲法違反であるということには、私は、意に反した奴隷的な苦役だとは思いませんので、そのような議論にはどうしても賛成しかねるというふうに思っております」
この国家観と人間観におぞましさを覚えます。

* * *

徴兵制度(Wikipediaより引用)

日本では、内閣法制局が過去に「徴兵・兵役は日本国憲法で禁じる“意に反する苦役”であり違憲である」との見解を示している。(出典未確認)

内閣法制局は、まっとうな見解を出したと考えます。

* * *

徴兵・兵役に従事させられる人間は軍人です。
決して事務職や技術職、営業職などではありません。
戦力そのものです。

“意に反する苦役”なのかどうかについて憲法第13条、第18条を論じる前に、第9条第2項「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」の戦力そのものです。

徴兵制は、明らかに憲法違反です。



防衛実務小六法には日本国憲法が収録されているのですがね、落丁なのかな。



舛添要一厚生労働相

2007-10-09 19:19:31 | 未分類
電波芸者舛添の暴言に、自治体の市長が噛み付きました。
その結果、電波芸者舛添はさらに暴言を垂れました。

「頭から『バカ市長!』と言われるのは嫌でしょう。だから『小人』と言った。その温かみを感じてくださいよ。教養の問題、教養。文句言うなら1円も地方交付税をもらわないで言いなさいと」(07年10月3日ゲンダイネット)

教養以前の質(『小人』の使い方が間違っています)と地方交付税がなんたるかをしらない発言です。
これまでの暴言は、公金横領犯と全国の自治体をごっちゃにした発言です。
見世物としてマスコミが飛付きました、さすが電波芸者。

国民年金保険料の徴収は、国民年金法に基づく市町村長の機関委任事務であり、国の指揮監督を受けていました。
つまり、社保庁、厚生省の職務怠慢にほかありません。公金横領犯は当然厳罰に処すべきですし、指揮監督怠慢の社保庁、厚生省の役人も厳罰に処すべきです。

公金横領犯と全国の自治体をごっちゃにした発言で、マスコミ受けを狙う以前に、責任者として、国民に土下座してお詫びすべき事案なのです。
一連の聞くに堪えない暴言は、天に唾しているだけのことです。

こんな素人に見透かされるなんて、頭は良いのに賢くないなぁ。
年金保険料着服で指名手配の社保庁元係長逮捕のニュースも、他人事のような暴言を垂れて済ませるのかな。


イヨッ!電波芸者!