Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

帯広柏葉高新聞局員へ

2007-08-03 22:08:29 | 未分類
北海道新聞の『高校新聞社会的問題は是か非か 帯柏葉高生、審査員に反発 全国高校文化祭島根大会で抗議の「意見文」』(08月03日)を読んで驚きました。

審査員の一人、元ジャーナリズム専門誌編集者で、民間の新聞教育研究所を主宰する大内文一氏が執拗に帯広柏葉高新聞局を批判し続けています。
同記事において、「生徒を傷つけたことはおわびするが、高校新聞は学校生活をよりよくするもの。柏葉高新聞は反面教師として今後も取りあげる」と発言しています。

学校生活は、社会から隔離した存在ではありません。
さらに重要なことは、高校生は、高校生である前に一人の人間です。
大内文一氏のアナクロの発想が信じられません。

大内文一氏に「ジャーナリズムの基本は伝えることではなく弱者の訴えを代弁する事」と語った故黒田清のレベルを求めませんが、せめて憲法第3章「国民の権利及び義務」は最低限の素養として学ぶ必要があると考えます。

帯広柏葉高新聞局員へ、連帯の挨拶を送ります。

みそ豚丼
  見た目のチープさと違って、結構いけました。

長くなりますが、同記事を全文引用します。

高校新聞社会的問題は是か非か 帯柏葉高生、審査員に反発 全国高校文化祭島根大会で抗議の「意見文」 (08/03 07:17)道新

 島根県松江市で開催され二日閉幕した全国高校総合文化祭の新聞部門会場で、帯広柏葉高新聞局(今川雄介局長)の局員ら五人が、審査員の一人に抗議する「意見文」を配る一幕があった。審査員が自ら発行する専門誌などで同校の紙面を批判したことを受けた行動。背景に、高校新聞が社会的政治的問題をテーマにするのか、校内の問題を取り上げるのかという見解の相違があるようだ。

 同校は昨年まで八年連続で、全国高校新聞年間紙面審査賞の最優秀賞に選ばれている。テーマとして社会問題に対する生徒の意識を扱うことが多く、必修科目未履修や十勝農業を取り上げたこともある。昨年七月には「高校生と政治」を特集し、高橋はるみ知事など政治家にも取材した。

 しかし五人いる審査員の一人、元ジャーナリズム専門誌編集者で、民間の新聞教育研究所を主宰する大内文一氏(74)=埼玉県=が昨年度、道内の別の高校新聞局への講評で同校を「コンクール狙い」と記述。今大会直前に発行した「新聞と教育」でも特集で同校を「生徒会の記事が極端に少ない」などと批判した。

 これに対し、同校新聞局は前局長が「私たちが必死に行っている活動は無意味なのか」と訴える抗議の意見文を書いた。会場で顧問の田口耕平教諭(47)と局員が大内氏に見解を尋ねると「(同校について)書くのをやめる気はない」と答えたため七月三十一日、大会参加者に意見文を配った。

 大内氏は「生徒を傷つけたことはおわびするが、高校新聞は学校生活をよりよくするもの。柏葉高新聞は反面教師として今後も取りあげる」と話している。

*このコメントは、この記事をもとに書いていますので、柏葉高新聞が取り上げた社会問題の切り口とか、大内文一氏がどのようなスタンスにいるのかは確認していません。それ以前の問題を露呈しています。


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2 コメント

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この大内文一氏というのは「~はこうでなければならない」というのを何十年も変える事のない、頭の固まった偏屈な爺さんなんでしょうね (あらら)
2007-08-04 17:18:00
「高校生は子供なんだから学校の事だけやってなさい」と言う事でしょうか
戦前ならそれでも良かったでしょうけれどね
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あらら様へ (管理人)
2007-08-05 07:21:12
コメントありがとうございます。

私自身も自戒しなければと思いました。
爺さんになったときには、頭の柔らかい偏屈爺さんになりたいものです。

帯広柏葉高の学校新聞は、年間紙面審査賞の優秀賞に無事(?)選ばれました。

全国大会の前段である全道高校新聞コンクールの主催は、道高等学校文化連盟と北海道新聞社です。
全道高校新聞コンクールでは、北海道新聞社は審査委員も出しています。

この記事を見る限り北海道新聞社は、他人事のように報道し、ジャーナリズムを放棄していると考えます。
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