3-5 労働について
ソ連の崩壊要因として、経済的要因、政治的要因、民族的要因の三つが言われますが、もうひとつの要因が基底にあると考えています。
特異な国家資本主義を選択せざるを得なかったネップ(新経済政策1921.3.21施行)のころ、レーニンは文化革命の必要性を強調しており、この文化革命は、民衆に社会主義的文化を与えることではなくて、ブルジョア的文化、いわゆる国民教育を行い、民衆の文盲と無知を減らす狙いがありました。
民衆を社会主義のイデオロギーに洗脳するのではなく、「読み書き」と「考えること」を狙いとし、人々の次の次を考えていたのではと思います。
ソ連の生産力の低さゆえに、国家資本主義いわゆる一種の資本主義的生産にもとづく以外に国家として成り立ち得ず、革命のための戦士による革命政党=前衛が国家運営を市民に委ねませんでした。(権力は阿片?)
労働者である前に人間である根源的な視点が欠落していたことが、ソ連の崩壊要因のひとつと考えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/b2/cdf50026fb63522e315e3a8fa0562ed4.jpg)
*中共の文化大革命は、中国共産党指導部内の権力闘争であり、大粛清へと発展したと考えており、機会があればメモしたいと考えています。
ソ連の崩壊要因として、経済的要因、政治的要因、民族的要因の三つが言われますが、もうひとつの要因が基底にあると考えています。
特異な国家資本主義を選択せざるを得なかったネップ(新経済政策1921.3.21施行)のころ、レーニンは文化革命の必要性を強調しており、この文化革命は、民衆に社会主義的文化を与えることではなくて、ブルジョア的文化、いわゆる国民教育を行い、民衆の文盲と無知を減らす狙いがありました。
民衆を社会主義のイデオロギーに洗脳するのではなく、「読み書き」と「考えること」を狙いとし、人々の次の次を考えていたのではと思います。
ソ連の生産力の低さゆえに、国家資本主義いわゆる一種の資本主義的生産にもとづく以外に国家として成り立ち得ず、革命のための戦士による革命政党=前衛が国家運営を市民に委ねませんでした。(権力は阿片?)
労働者である前に人間である根源的な視点が欠落していたことが、ソ連の崩壊要因のひとつと考えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/b2/cdf50026fb63522e315e3a8fa0562ed4.jpg)
*中共の文化大革命は、中国共産党指導部内の権力闘争であり、大粛清へと発展したと考えており、機会があればメモしたいと考えています。
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