敵地攻撃

上空を通り過ぎた「テポドン」を幸いとして、自民党内で強硬論が花盛りです。
この島国は、憲法第９条第２項において、「交戦権」を放棄していることを忘れたように。

敵基地の攻撃能力、核保有、はては国連脱退を堂々と発言する、この方達には、「知性」の欠片もないことを指摘しておきます。

「敵基地攻撃力」保有議論を＝北ミサイルで意見相次ぐ－自民部会（09.04.06　時事）
敵地攻撃の検討を求める声　北ミサイル発射で自民部会（09.04.06　 産経）
「日本も核保有の考え示せ」　自民内で強硬論台頭　（09.04.06道新）
「敵基地攻撃議論が必要」　中川前財務相（09.04.06　東京）
自民・坂本組織本部長「日本も核保有、国連脱退」（09.04.07 読売）

このような発言が平然と行われ、そのまま垂れ流すマスコミは、思考力まで欠落してしまっています。

知性がない方々、思考力の欠落した方々の特技は、あの精神論です。



さすが産経グループと思わせる番組が放送されました。
フジテレビの「サキヨミ」（09.04.05　２２時）において、北朝鮮ミサイルの脅威に対して「防衛費」はもっと増やすべきかどうかを視聴者に「ｙｅｓ」、「ｎｏ」を投票させる「Ｎｅｗｓ一刀両断」のコーナーがありました。
結果は知りません。

翼賛に加担、悪乗りのしすぎです。