共・有時試論 その４

2－1　自由について

「自由」の言葉ではなく、「勝手気ままに生活する(生きる)」とか「思うがままに生活する(生きる)」ことを自分の中に据え置くと、「労働」もそうですが、他者との関係、共同体の一員、組織の一員、国家の一国民としての不都合(「勝手気ままに生きる」ことが出来ない。)が生起します。

「勝手気ままに生活する(生きる)」自分の『決まり事』『約束事』『ルール』等がなければ、「勝手気ままに生活する(生きる)」ことはできません。

他の方からの『決まり事』『約束事』『ルール』等が、「勝手気ままに生きる」ことを許容しません、「自由」の言葉の如く。

自ら決めた『決まり事』は、あくまでも自分の守るべき事柄であり、他の方に押し付けるものではありません。

「勝手気ままに生きる」ための自分の守るべき事柄『決まり事』にしか過ぎません。



＊「労働」については、再度取り上げたいと思います。