呼 吸
共・有時試論 その13「4-1 言葉と革命について」においてメモしました『言語は呼吸である。』の追記です。
「詩の力」(吉本隆明 新潮)を読み返しました。
時々、吉本隆明のこの類を読みます。
詩、短歌、俳句を読む(考える)時の、自分の立ち位置の水準点としています。
ただ、自分はこの水準点から遠いところにいますが。
言葉と自分の思念とが、同質であり、かつ強固な結びつきとなった表象であるか、そのような時もあれば無い時もあり、混在しています。
そのような表象を意識して思念と言語と格闘しますと、両手からスルッとこぼれます。
「詩の力」(吉本隆明 新潮文庫)
自作から
『尖った3個の林檎頑なに』
は、5字・7字の暗喩の客観で、5字は主観であり、季語も詠んでおり古典的スタイルの俳句ですが、下句を
『黒いわだかまりと空の彼方へ』
と続けますと短歌になりますが、単なる二行の詩とも言えます。
前述した2点が表現されているか難しいところです。
このような表象を意識している限りは、小難しい字面に過ぎません。
『言語は呼吸である。』と。
つづく
共・有時試論 その13「4-1 言葉と革命について」においてメモしました『言語は呼吸である。』の追記です。
「詩の力」(吉本隆明 新潮)を読み返しました。
時々、吉本隆明のこの類を読みます。
詩、短歌、俳句を読む(考える)時の、自分の立ち位置の水準点としています。
ただ、自分はこの水準点から遠いところにいますが。
言葉と自分の思念とが、同質であり、かつ強固な結びつきとなった表象であるか、そのような時もあれば無い時もあり、混在しています。
そのような表象を意識して思念と言語と格闘しますと、両手からスルッとこぼれます。
「詩の力」(吉本隆明 新潮文庫)
自作から
『尖った3個の林檎頑なに』
は、5字・7字の暗喩の客観で、5字は主観であり、季語も詠んでおり古典的スタイルの俳句ですが、下句を
『黒いわだかまりと空の彼方へ』
と続けますと短歌になりますが、単なる二行の詩とも言えます。
前述した2点が表現されているか難しいところです。
このような表象を意識している限りは、小難しい字面に過ぎません。
『言語は呼吸である。』と。
つづく
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